株配当金入門 配当金の魅力とは!?

配当金入門 配当金の魅力とは!?

配当金の基礎をわかりやすく解説。配当金の税金、もらう条件、銀行預金との違い等を記載。

配当金って何?
私たち投資家は、自分がイイと思った企業にお金を投資する
企業はお金を出してくれた投資家に、お礼の意味も込めて毎年1回or2回 ”配当金”って形でお金をくれる
配当金がもらえる時期
決算月の2,3カ月後です。
決算の月は企業ごとに違いますが、例えば、3月末に決算がある企業の場合は6月か7月あたりにもらえます。決算の月に配当金を受け取れるわけじゃありません!関連:配当金の受取方法
”配当金がもらえる時期”の直前に株を買っておけば大丈夫?
ダメです!
これを聞くと「え??なんで?」って思う人もいるでしょう。
例えば3月末に決算がある企業の場合は6月か7月あたりにもらえますが、5月あたりに買ってももらえません。実は株主名簿っていう名簿が存在します。企業はこの名簿に名前が載ってる人に配当金を渡します。ってことは私たちはその名簿に載ればいいわけです。がしかし!「この日に名簿に載ってなきゃダメですよ~!」って日があります。

その日を「権利確定日」って言います。「権利確定日」=「会社の決算日」です
3月末に決算がある企業は3/31が権利確定日です。

「そっか!じゃあ3/31に株を買えば大丈夫なのね!」

ダメです!
実はその日に買えばその日に名簿に登録されるわけじゃなくて、買った日を含めて4営業日目に名簿に名前が載ります

さて、問題です!!
マーサ株式会社の決算日は31日です。この日に名簿に載ってれば配当金(株主優待も)をもらえます。いつまでに買えばもらう権利が得られるでしょうか?

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29 30 31

正解は・・・
26日でした~!

26日に買えば、「26⇒27⇒30⇒31」ってことで買った日を含めて4営業日目で31日に間に合うワケです。

”営業日”ってことは証券会社が開いてない土日祝日は入れないですよ!

全部の企業が配当金をくれる?

全ての企業が配当金をくれるわけじゃありません。
お金に余裕がある企業が配当金を出してくれるんだ、と考えて下さい。
貯金がある会社ですね。一般的に、配当金の出どころは”利益剰余金”だといわれてます。”利益剰余金”っていうのは企業が今まで利益を積み重ねてきた中でちょっとずつ貯めてきたお金です。

”利益剰余金”がたくさんある企業は貯金がたくさんあるってことなので、ソコから私たちに配当金をくれるんです。
もしあなたが社長で貯金が全然ないのに投資家に配当金を恵んでやれますか??お金に余裕がないと普通は無理です。

だから、”直近の業績が赤字なら必ず配当金はもらえなくなる!”とか
”直近の業績が黒字なら配当金はたくさんもらえる!”
なんてことは言えないわけです。

赤字でも元々の貯金がたくさんあれば配当金はもらえるし、黒字でも配当を出さないトコだってあります。

配当金の額は毎回同じ?

そのときどきで変わります。
配当額は毎回同じというルールはありません。直近の業績が悪かった時は”減配”といって前回より下がることもあるし、さらには”無配”と言って前回まではもらえたものが一切もらえなくなることもある。
もちろん直近の業績が良かった時は”増配”といって前回より上がることもあります。

増配・減配・無配って言葉は重要語句なんでチェックしておいてください!

上場廃止になったら配当金も廃止になる?
配当利回りを理解して!
配当金ときたら、ゼッタイに「配当利回り」ってものも意識してください。
配当利回りは%(パーセンテージ)で表します。今の株価の何%の金額が1年でもらえるのか?を教えてくれるのが「配当利回り」です。

例えば、ある企業の株価がその時点で100万円だとします。そして1年で10万円の配当金をくれたとします。その場合、配当利回りは10%になります。
株価の1割(10%)が1年でもらえます。

ってことは10年で元がとれるって計算です。
(注)わかりやすくするためにあえて非常識な利回りにしました^^;あと、実際には10年間こんな高配当が続くはずないですし、株価も毎日変わるのでそれによって利回りも毎日微妙に変わっていきます。

配当利回りはどこの企業も一緒じゃなくて、その企業が最終的には決めます。
配当利回りの相場(平均)は大体1~2%です。ほとんどの企業はこのくらいです。中には5%以上くれるトコもあります。

ネット証券なら検索機能があるので、配当利回りが高い順に一覧で表示してくれます。もちろん非常に便利な機能です。

銀行預金と比べると・・・・
株を買う人にその理由を聞くと、「配当金がもらえるから」って言う人がいます。
大変結構なことです。
おそらく銀行預金の利子が少なすぎて、預金するくらいなら配当金のほうがよっぽどマシってことに気付いたからだと思います。配当利回りを理解して!でも言いましたが、配当金なら年間で1~5%くらいもらえます。

銀行預金の場合、低金利時代といわれてる今だと0.%くらいなので、
「配当金の勝ち~!」ってなります。さらに配当金+株主優待をやってる企業もあるので、その場合はさらに利回り(%)が上がっていきます。
この事実を知っちゃうと銀行預金がいかに時間のムダかわかると思います
(注)預金を全否定してるわけじゃありません

あとの問題は、株を売る時に「買ったときより株価が高いか?安いか?」だけです。

買った時より高くなってればさらに総合利回りが高くなって、「預金なんて蚊以下だね!」って笑うことができます。

ただその逆の買った時より安いのに、売り払っちゃったときには配当や株主優待の利回りさえも吹き飛ばしちゃうくらいの損(キャピタルロス)をしちゃってるかもしれません。

配当予想発表の時期

配当金を楽天銀行に振り込んでもらう

皆さんにやっていただきたいオトクな裏技があります。
配当金は自分の指定する銀行口座に振り込んでもらうことができます。もちろん皆さんの手持ちの銀行口座に振り込んでもらうのが普通だと思うんですが、ここは
楽天銀行 に振り込んでもらうようにすること!

なぜなら株の配当金を楽天銀行に振り込んでもらうと1件につき10円もらえるから。

例えば、配当金がもらえる株を50株持ってたとすると500円もらえます。

これは楽天銀行の「ゴールドラッシュプログラム」ってサービスで、毎月エントリーする必要がある。エントリーって言っても、そのページでエントリーボタンをクリックするだけで誰でもできます。

株をやる人は早いうちに楽天銀行と結び付けておくことで、後々まったく違った結果になってきます。

参考:楽天銀行 口座開設公式ページ

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