スクールIEのバイトの仕事はきつい?

      2018/03/14

大学生になると一度は耳にする塾の講師バイト。周りに講師バイトをやっているお友達も多いのではないでしょうか。飲食店のバイトなどと比べて、給与が高いことが特徴の講師バイトですが、その反面、"ブラックバイト"として名高いことも特徴として挙げられます。

給料が高いのだから、大変な業務も仕方ないのではないか?深夜の時間帯が無いのだから、"ブラックバイト"と言っても大したことはないのではないか?大変なだけで、楽しいことはないのか?個別指導と集団授業のちがいは?

 

実際にスクールIEの講師として2年間働いた筆者が、業務内容や内部事情について詳しく説明します。

塾の講師バイトを考えている人は、ぜひ1度この記事を読んでいただきたいです。

 

仕事内容は?

契約時に言い渡される仕事内容は、3つあります。

スクールIEの仕事
  • 90分間の授業
  • 指導報告書の記入
  • 授業カルテの記入

1. 90分間の授業

筆者の働いていたスクールIEでは、1コマ90分として授業を行っていました。

個別指導が基本の塾なので、生徒さんが目指す点数や偏差値に到達できるような授業を行っていきます。そのため、同じ科目でも、生徒によってやるべき問題集の範囲が異なってくるので、生徒一人一人の能力を見極める力が必要です。単純に、面白い授業ができるからいい、というわけにはいきません。スクールIEの講師には、生徒に合った授業を提供できることを求められます。

ここで、初めて講師バイトをする人が引っかかる(もしくは裏切られたと感じる)落とし穴があります。それが、

 

1対2の授業。

 

個別指導塾だから、当然生徒一人に対して講師が一人ついて授業をするものだとイメージされる方が多いでしょう。

しかし、実際に講師が相手をする生徒が一人であることは滅多にありません。

 

スクールIEでは1対2の授業を基本としています。

つまり講師一人で、二人の生徒を同時に相手しなければならないのです。

90分間の授業で、時には別々の科目を、二人の生徒に同時に教えていく。この授業体系に慣れるには、1か月から2か月ほどかかります。何故なら、単に二人同時に授業をすればいいだけではなく、授業中にしなければならない仕事があるからです。

 

次項で詳しく説明していきます。

 

2. 指導報告書の記入

スクールIEでは主に中学生を相手に授業を行っています。

一見すると、子供相手なのだから、楽な仕事に思われるかもしれません。しかし、実際は保護者を相手にしなければならない場面に、多々出くわします。

その代表例が、この指導報告書の記入です。

指導報告書に書くこと
  • 授業内容
  • 生徒の宿題チェック
  • 小テストの結果
  • 生徒の授業中の様子
  • 次週までの宿題

 

講師は授業中に、この5つの項目を書く必要があります。

特に最後の項目、次週までの宿題というのが厄介で、「問題集の~ページまでやってくる」という書き方ではいけません。

 

必ず日割りで書く必要があります。

 

たとえば、

3月1日に授業をした場合、次週までの宿題の書き方

 

3月2日→問題集P10、単語apple~bestrまで

3月3日→問題集P11、単語better~cutまで

3月4日→問題集P12、単語dust~eastまで…

 

のように、6日分、細かく書かなければなりません。

10分あれば二人分の指導報告書は簡単に書けますが、生徒二人の相手をしながら書くには、きちんとした授業計画を立てなくてはいけません。また、指導報告書は書いたら終わりではなく、必ず内容を塾長にチェックしてもらう必要があります。やはり保護者向けのものなので、いい加減なことが書かれていたら塾の信用問題になりますから。

 

二人分の授業をし、完璧に指導報告書を書いて、塾長からOKをもらう。これを90分間で収めるのには、経験が必要になります。

 

3. 授業カルテの記入

ここまで授業中の業務について説明してきましたが、授業後にも仕事はあります。

それが授業カルテの記入です。

これは塾長や他の講師達に向けて書くもので、自分が担当している生徒が今どんなことをやっているのかを記録していくものです。

授業カルテに書くこと
  • その日の授業記録
  • 次週までに出した宿題
  • 生徒の様子
  • 問題点や報告すべきこと
  • テスト分析

 

上の4点は、毎回の授業終わりに必ず書かなくてはならないことです。

スクールIEでは、一人の生徒に対して、科目ごとに違う講師がつくので、情報共有が重要になってきます。

 

最後のテスト分析という項目ですが、これは定期テストの時にのみ書かなければいけない項目です。

ただ単に定期テストの結果を書くのではなく、どうしてここを間違えたのか、授業で扱っていない内容が出ていないか、

などを分析して報告します。

これをやることによって生徒の得意分野・苦手分野が明確になり、

講師は、次のテストに向けてどのように授業を組み立てていったらいいかを考えやすくなります。

 

4. まとめ:授業以外の仕事も大事

このように、塾の講師は子供相手に楽しく授業をしていればいいというのではなく、授業以外のことでもやらなければいけないことがたくさんあります。しかしそれらは全て、生徒に合った、良質な授業をするために必要なことで、疎かにするわけにはいきません。

講師バイトを考えている人は、この点をよく理解しておく必要があります。

 

 

職場の雰囲気

基本的に授業は講師一人の戦いなので、飲食店バイトのように、"みんなで力を合わせてがんばる"という雰囲気はありません。後述しますが、スクールIEは時給制ではないので、

講師は自分の授業が終わり、カルテの記入が終わるとすぐに帰ってしまうことが多い

です。そのため、普段、講師間の交流というのはほとんどありません。

数か月に一度、講師研修があるのですが、そこが講師間で交流できるほとんど唯一の場です。

スクールIEではこの講師間の交流の希薄さを懸念して、講師研修とは別に、親睦会を開いたりしていました。

真面目に授業をしている講師だと思ったら実はすごいチャラい大学生だったとか、色々な発見があり、楽しかったです。

 

 

スクールIE講師バイトのきついところ、楽なところ

 

きついところ
  • 服装
  • 長期休み時の特別講習
楽なところ
  • 相手が子供
  • 年末年始、GW、お盆、日曜・祝日に休める

 

1. きついところ:服装

講師は、授業をする際は、

スーツ着用

を義務付けられます。生徒との差別化を図るために必要なことですが、夏は特に汗をかくため、

毎日同じ服を着るわけにはいきません。ワイシャツやスラックスを何本か用意する必要があります。

クリーニング代もかかるので、金銭的に大きな負担となります。

 

2. きついところ:長期休み時の特別講習

通常であれば、塾は14時から22時までしか空いておらず、生徒も学校があるので、早くても16時30分からの授業しかありません。

しかし、夏や冬の長期休みには、生徒も時間があるため、塾は9時から開室します。

通常であれば1日3コマ、週に6~9コマが平均ですが、特別講習時には1日4~5コマが平均、週に36コマ働く講師もザラにいます。

特別講習の前に、塾長から入れる日程を聞かれます。

ですが、通常と同じだけという希望でシフトを出すと、「それだけでは少ない」と突き返されます。

「せめて自分の担当している生徒の授業は全部見ろ」と言われ、希望の日数の倍も多く働くことになった講師もいました。

ただしこれは強制ではないので、無理であれば無理と断っても大丈夫です(当たり前ですが)。

また、長期休みは稼ぎ時と割り切って、バリバリ働く講師もいます。

 

特別講習は使い方次第ですが、バリバリ働こうと思う前に、注意しなければならない点があります。

それは休憩時間の有無です。

これについてはブラックな点はある?という項目で詳しく説明します。

 

3. 楽なところ:相手が子供

子供だからといって舐めてはいけないのですが、やはり大人を相手にするより気楽な部分があります。

仕事ですから、当然失敗があっては許されないのですが、そういったプレッシャーも子供相手ならさほど感じずに済みます。

そして何より、仕事でも無邪気に笑えることがあるのが、講師バイトのいいところ。

受験が終わった時に、「先生が担当してくれてよかった」と笑顔で言われると、それまでの苦痛が全て吹っ飛びます

 

4. 楽なところ:年末年始、GW、お盆、日曜・祝日に休める

これは塾の講師バイトの最大の利点ではないかと思います。

生徒の予定が第一なので、休めるところはきちんと休めます

どんなに忙しくても、定期的に実家に帰れるから嬉しいと、地方出身の講師はよく言っていました。

人が足りなくてお正月から出勤、なんていうことが無いので、その点は安心です。

 

 

面接の様子(服装・質問など)

面接時、特に服装の指定は無いのですが、やはりスーツで面接を受ける人が多いです。

電話で申し込みをすると、簡単に志望動機と在学している大学名を訊かれ、面接の日時を決めます。

 

面接で聞かれる内容
  • 志望動機
  • 今までどんなバイトをしてきたか
  • 在学中(もしくは出身)大学
  • 教えられる科目

大学名のみで採用が決められるわけではないとしていますが、筆者の働いていた校にはMARCH以上の高学歴の講師が多く、

ある程度の線引きはされるようです。

 

ただ大学以上に重視されるのが、教えられる科目です

 

スクールIEの講師募集は、単に人が足りないから募集するのではありません。

 

その科目を教えられる講師が足りないから募集するのです。

 

そのため、どんなに英語が得意で自信があるとアピールしても、その塾に英語を教えられる講師がたくさんいたら、採用されない確率が高くなります。採用されやすいのはどんな科目なのか、例を挙げてみました。

スクールIEで需要の高い講師
  • 中学生の社会を教えられる講師
  • 中学生の理科を教えられる講師
  • 理系科目を教えられる女性講師

 

注目していただきたいのが、この中に英語を教えられる講師が入っていないという点です。

なぜなら、英語は文系・理系問わず、大学受験で使われるからです。

 

つまり、ほとんどの講師が中学英語を教えられるということです。

 

スクールIEは中学生をメイン・ターゲットにした塾なので、中学英語以上の知識はほぼ必要ありません。そして中学英語ならほとんどの大学生が教えられます。そのため、需要が低くなっているのです。

 

逆に需要が高いのが、中学社会を教えられる講師

 

中学社会とは、

  • 歴史(日本史中心、世界史含む)
  • 地理(日本地理中心、世界地理含む)
  • 公民

の三分野から成り立っています。

中学社会は、広く浅い知識が必要です。多くの文系大学生は、日本史、世界史、地理、倫理、などこの中の1分野しか大学受験で使わないでしょう。

何度も言うようですが、スクールIEは中学生をメイン・ターゲットにした塾です。

教えられる科目はと訊かれて、「日本史です」と答えても、採用されない可能性が高いです。

スクールIEが欲しいのは、1分野の深い知識ではないのです。

文系の講師でも、「社会は教えられない」とする講師が多かったです。そのため、中学社会を教えられる講師は重宝されました。

中学理科を教えられる講師の需要が高いのも、同じ理由です。

理科と社会を教えられるのであれば、面接時にそれをアピールするとよいでしょう。

 

また、理系科目を教えられる講師の需要も高いです。

女子中学生の生徒さんの中で多いのが、「先生は女の人がいい」という要望です。

増えてきたとはいえ、未だに数が少ない理系女子。女性ならば、理系科目が教えられることをアピールすれば、採用率は高まります。

 

 

採用された志望動機

筆者が志望動機として出したのは、

  • 子供が好き
  • 教えることが好き

の2点です。志望動機として何も特別なことはないので、やはり採用の決め手は教えられる科目でしょう。

教えられる科目として出したのは、

  • 国語(小学生から大学受験まで、現代文・古典・漢文・現代文法全て含む)
  • 英語(大学受験レベルまで対応可)
  • 社会(中学レベルまで、世界史のみ大学受験レベルまで対応可)

これと大学名を併せて提出したところ、即日採用が決まりました。

 

 

髪色・髪型・ピアスは?

髪については、

 

落ち着いた色であれば染めててもOK

 

でした。

女性は特に、髪は短くしなければならないとか、長いなら結ぶべし、と言ったことは言われず、自由な髪形を楽しめます

ピアスについても特に規制はありません

鼻ピアスや軟骨ピアスなどであれば注意されるでしょうが、耳たぶのピアスであれば問題ありません。

ただし塾には生徒だけでなく保護者も来られます。

その時に持たれるイメージを意識して、多くの講師は、

  • (女性であれば)まとめ髪
  • 透明ピアス
  • ネイルはしない
  • ナチュラルメイク

としていました。

服装はスーツが絶対なので、それに似合わないという理由もあるでしょう。

 

 

掛け持ちはできるのか?

掛け持ちはオッケーです。

長期休みの特別講習を除けば、スクールIEの講師バイトは稼げる時間が限られます。

日曜日は絶対に休みだし、平日も最長4時間半しか働けません。

そのため、派遣バイトを掛け持ちしている講師が多かったです。

塾の無い日曜日だけ、派遣で別の職場で働くなどして、上手にがっつりお金を稼ぐことができます。

 

 

周りはどんな人が働いていた?

圧倒的に大学生が多いです。

塾のある場所に近い大学に通う学生が多く、同じ大学の同じクラスだという人たちもいました。

副業として、土曜日だけ授業をする社会人の方もいます。

そういった人達は、大学生時代に講師バイトを経験していることが多いです。

企業に就職してからも講師バイトの魅力が忘れられず、副業として戻ってきたというパターンがよくありました。

 

 

シフトはどんな感じ?

担当科目や、塾の状況にもよりますが、筆者の場合、

通常 ※完全固定シフト制
  • 週4日(1日3コマ)
特別講習時 ※希望シフト制
  • 夏期講習(7月20日ごろ~8月31日)……週5~6日(1日5~6コマ)
  • 冬期講習(12月15日ごろ~1月8日ごろ)……週6日(1日6コマ)
  • 春期講習(3月20日ごろ~4月10日ごろ)……週5日(1日4~5コマ)

 

このような感じで働いていました。

 

 

ブラックな点はある?

塾の講師バイトはブラックだとよく言われますが、その所以がこちらです。

 

ブラックな点
  • コマ給制の罠
  • 残業代、授業準備代0
  • 休めない

 

1. コマ給制の罠

スクールIEでの給料は、時給ではなくコマ単位で支払われます。

90分を1コマとして、1コマ2000円(※筆者が働いていた当時)。

1日3コマ授業をすれば、6000円といった具合に、給料が貰えます。

時給に換算すると、1時間1500円以上。深夜バイトと同じくらいの金額。

これは学生であれば誰でも魅力的にうつる金額ですよね。

 

しかしここに大きな罠がひそんでいるのです。

 

仕事内容の項目でも説明した通り、講師の仕事は授業後にもあります

授業後に、授業カルテを書かなくてはいけないのです。

これは前述したとおり、講師間の情報共有ということで大切なものなのですが、コマ給制だと授業時間の90分にしか給料が支払われないことになるので、

この授業カルテを時間は完全に無給労働になります。

確かに、授業カルテを書くのは、一人の生徒当たり5分~10分程度で済みます。

しかし、1日3コマ、1対2の授業をしたらどうでしょう?

授業カルテは生徒ごとに書かなくてはいけないので、6人分のカルテを書かなくてはいけません

つまり、

 

6人×5~10分=30分~1時間

 

最大で1時間の労働に、給料が支払われないことになります。

これがコマ給制の罠です。

結局その時間を加味すれば、たいして高時給ではないことがわかります。

しかしコマ給制の罠はこれだけにとどまりません。

 

2. 残業代、授業準備代0

前述した通り、スクールIEではコマ給制のため、授業カルテの記入などの残業には一切お金が支払われません。

しかし、コマ給制の罠はそれだけではないのです。

授業準備にかかった時間にも、お金が支払われません。

 

良い授業をしようと思えば、当然授業の準備が必要になります。

中学生相手とは言え、知識が不足している状態では、満足に授業ができません。

授業外で、その日にやる授業の予習をしたり、あるいは授業内に行う小テストを自作したりする必要があります。

これらは全て、授業外に、講師が自主的にやっているものなので、給料は支払われません。

それが嫌で、全く授業準備をしてこない講師もいます。

その気持ちはよくわかりますが、そうすれば授業の質も落ちるもの。

ですが、そんな質の悪い授業をしている講師と、真面目にしっかり準備をしてくる講師とが、同じ給料なのです。

 

そうすると、真面目に準備することがバカらしくなりますよね。

だからと言って、生徒の将来がかかっている仕事、適当にするわけにはいきません。

責任の重さと給料が見合っていない。

 

これがスクールIEの講師バイトで一番ブラックだと感じた点です。

 

3. 休めない

講師バイトは代えがききません。

とは言っても、人間誰しも体調不良などでやむを得ず休まなくてはいけない場面が出てきます。

そうした時は、もちろん休めます。

インフルエンザにかかっているのに、無理して塾に来る方が迷惑ですから。

では、"休めない"とはどういう意味か?

 

必ず埋め合わせをしなくてはいけないということです。

 

多くのバイトの場合、1日休んでしまったら他の人が代わりをやって、休んだ人は1日分の給料が減る、とそれだけで済むはずです。

スクールIEの講師の場合、1日休むと、代わりに別の日に授業をしなくてはならないのです。

筆者は一度、胃腸炎のため一週間塾を休んだことがあります。

そうすると、次の週、休んだ分の12コマを、通常授業に加えてやらなくてはいけない羽目になりました。

体調を管理できなかった自分の責任ですが、病み上がりにそのシフトはちょっと…という感じでした。

 

休めないというのは、休めるけれども、必ず振替をする必要があるということです。

 

講師バイトをやる時には、この点を覚悟しなければなりません。

 

 

時給は?交通費は全額支給される?

前述したとおり、スクールIEではコマ給制です。

90分1コマ、2000円

が、個別指導の基本給でした(※当時)。

スクールIEでは個別指導のほかに、中学社会と理科のみ、集団授業も行っています。

その集団授業もコマ給制ですが、こちらは個別指導より金額が上がって、

90分1コマ、3000円

です。ただし集団授業は、2か月に1度の講師研修に必ず出席しなければならず、授業準備も必須になってきます。

筆者は授業準備に最低1時間半かかりました。

そのため時給換算すると、1時間1000円で、普通の金額になります。

 

交通費は全額支給されます。

定期券がある部分は引かれますが、夏休みなど長期休みで定期が切れている時には、きちんと全額支給してくれます。

 

 

塾長はやさしい?怖い?

塾長は基本的に講師をフォローしてくれる存在です。

生徒の成績が上がらず、講師にクレームが入ったとしても、塾長がフォローに回ってくれます。

いい加減な指導報告書の書き方をしていたり、授業をしていたりすると注意されますが、それも生徒を第一に思っているからこそです。

基本的には厳しくも優しい、頼れる存在です。

 

どんなスキルを学べる?就活に活かせること

人に教える、というのと、自分が勉強する、というのが大きく異なることを学べます。

教師を目指すのであれば、1度経験しておいて損はないバイトです。

個別指導もそうですが、特に集団授業の経験は、プレゼンなど人前に立つことの練習にもなります。

 

どのような声でしゃべればいいのか、どんな表現を使えばいいのか、喋っている内容に興味を持った時人はどんな顔をするのか。

 

そういったことが体感できる、貴重な場です。

 

 

最後にこれからバイトをする人へ

スクールIEの講師バイトについて、赤裸々に色々と書きました。

実際金銭的なところでブラックなことはたくさんあり、そういう意味で嫌な思いもたくさんしました。

ですが、生徒に「先生で良かった」と言われる喜びや、「志望校に受かった」と言って生徒と一緒に涙した経験は、普通のバイトでは得られないものです。

講師バイトを考えている人は、

 

  • 給料が高いからという軽い気持ちでは決して始めない
  • 辛いけれど、他のバイトでは得られない大きな感動がある

 

この2点を心に留めておいて欲しいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

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