ジョイフルのアルバイトってどんな感じ?きつい?
2018/03/18
ファミリーレストランチェーンのJoyfull。本拠地である大分県を中心に全国に約760店舗のお店があり、さらに次々と新しい店舗もオープンしています。そんなJoyfullでのアルバイトを考えている方もいるでしょう。
そこで今回は、Joyfullでのアルバイトについて、良い点も悪い点も全部お話ししようと思います。
Contents
仕事内容
Joyfullの仕事には大きく分けるとフロント業務とキッチン業務の2つがあります。
基本的にはどちらか片方を担当しますが、慣れてきたら両方を行うこともあります。
フロント業務
お客様のご案内
来店したお客様を席にご案内します。お客様の人数やタバコを吸うか否かを確認し、空いているテーブルの中からお客様にあったお席までお連れします。
また、混雑時は受付用紙に名前を書いてもらい、席が空いたら順番に案内します。
注文を取る、出す
お客様のテーブルまで行き、注文を取ります。専用の機械で注文を打ち込むことで、キッチンの人に注文を伝えます。
その後、料理が出来上がったらお客様のところまで運びます。熱いものや重いものもあるのでなかなか大変です。
そのほか、「新しいナイフが欲しい」「拭くものが欲しい」などの要望にもお応えします。
喫茶を作る
Joyfullではパフェやケーキなどのデザート類の用意はフロントの仕事です。ケーキはお皿に出すだけですが、パフェは1から盛り付けなければなりません。センスが問われますが、その分上手にできたときはうれしくなります。
また、アルコール類の準備もフロントが行います。
レジ作業
お客様が帰るときには伝票を受け取り、お会計をします。また、1日の終わりには売り上げなどを計算し、間違いがないかを確認します。
お金に関わることなので間違い厳禁の作業です。この作業は基本的に2人で行います。
さらに、出退勤管理などもフロントの人がレジを使って行います。
バッシング
バッシングとは、空いたお皿を下げることです。お客様が帰ったあとや、まだ席にいてもお皿が空いているようであれば片付けます。
お客様が帰ったのであればテーブルを拭いたり、テーブルに残ったごみを片付けるのもお仕事です。
掃除
窓を拭いたり、モップや掃除機で床の汚れを取ったりします。食事をするお店ですから、店内をきれいにすることはとても大切なことです。
キッチン業務
料理を作る
キッチン業務で1番メインの仕事がこれです。キッチン内にある機械から伝票が出てくるので、それを見て注文を確認し、調理します。
忙しい時間帯はたくさんの注文を同時にこなさなければならないので非常にあわただしくなります。
仕込み作業
注文の落ち着いている時間に行います。唐揚げ用のお肉に片栗粉をつけたり、トマトやネギなどの野菜を切ったりします。
また、冷凍してあるお肉などを冷蔵庫に移し、解凍しておくのも仕込み作業の1つです。
お皿洗い
フロントの人が下げたお皿を洗い、元あった場所に戻します。大型の食洗器があるので洗い物自体はそれほど大変ではありませんが、とにかく量が多いです。
特に忙しい時間は洗っても洗っても洗い物がなくならないので大変です。
キッチン内の掃除
キッチン内の床を掃いたり、作業台の上を拭いたり、ボウルやトングなどの器具を洗ったりします。料理をするスペースですから、清潔第一です。
配送作業
配送センターから送られてきたものを所定の場所に片付けます。野菜を冷蔵庫にしまったり、冷凍食品を冷凍庫に入れたり、といった具合です。
冷蔵・冷凍のものが多いので手早く行わなければいけません。
Joyfullバイトのきついところ、楽なところ
Joyfullでのアルバイトのつらいこと、良いことには何があるのでしょうか。
きついところ
- 覚えることが多い
メニュー数が多いので覚えるのが大変です。
特にキッチンの人は、それぞれのメニューの作り方や盛り付け方をしっかりと覚えて瞬時に思い出せるようにならなければなりません。
加えて仕込みなどのやり方も覚えなければなりません。
また、フロントの人はまず正確なメニュー名を覚えなければなりません。また、セットメニューの場合は何がつくのか、一緒にもっていく調味料(ケチャップや粉チーズなど)は何か、なども覚えなければなりません。
- 忙しい
日によりますが、休日やランチタイム、ディナータイムはお客さんが多いので大変です。
フロントの人はお客様の案内、注文取り、料理の提供、バッシングをすべてやらなければいけません。料理はできているけど別のお客様が呼んでいる、レジにも人が待っている、なんてこともあるのでとても大変です。
キッチンの人は次から次へと入る注文をどんどん作らなければなりません。ある料理を作っていたらほかの料理を焦がしてしまった、なんてことにならないよういろいろなことを気にして同時に作業する必要があります。
一方でお皿洗いもしなければなりません。忙しいときはお皿やコップが足りなくなりやすいので、料理をする一方お皿も洗わないといけないのです。
- 配送作業
それぞれしまう場所が細かく決まっているので覚えていないといちいち確認しなければならず、時間がかかります。新メニューが出ると棚割りも変わるのでそのたびに覚えなおす必要もあります。
また、冷凍物の片づけは冷凍庫内で行わなければならないので寒さとの戦いです。冬はもちろんですが、夏でも作業している間に凍えそうになります。
楽なところ
- マニュアルがしっかりしている
チェーン店ですからマニュアルがしっかりしています。そのため困ったことやわからないことがあってもマニュアルを確認すれば大体の事は解決します。どうすればいいかわからない、なんてことは少ないです。
また、作業内容も一度覚えてしまえば毎回その通りにすればいいので簡単です。
- お客さんが少ない時間
店舗にもよりますが、お昼過ぎや深夜などの時間はお客さんが少ないので仕事が楽です。片付けや仕込みなどを自分のペースで行うことができます。
- 従業員割引
バイト前、休憩中、バイト終わりであればお店のメニューを割引価格で食べることができます。なんと4割引きで、何度でも食べられます!まかないのような感じで利用している人が多いです。
また、毎月の給料明細とともに3割引き券ももらえます。こちらは1度しか使えませんがバイト前でなくても使えるので、友達や家族と来た時に利用することが多いです。
お店のメニューを食べることは自分たちの提供する料理の理解にもつながりますから一石二鳥です。
食べてことがあればお客様に料理について聞かれてもきちんと答えられますからね。
職場の雰囲気
店内の雰囲気は店舗や時間帯によります。アルバイトは平日のお昼なら主婦の方が多いでしょうし、近くに大学があれば大学生が多いでしょう。
シフトが一緒になるのは自分と同じ立場(学生、主婦など)が多いと思います。
面接の様子(服装・質問など)
Joyfullのアルバイト面接はどんな感じなのでしょうか。
面接時の服装
特に指定はありません。普段着でも制服でもスーツでも、常識的な格好であれば合否には影響しないでしょう。
面接場所・時間
面接は働く店舗の客席で行われることが多いです。したがって時間はあまり混んでいなさそうな午後3時から6時ごろが多いです。
お店に入って案内してくれる人に「アルバイトの面接できました。」と伝えれば空いている席に通してくれ、面接を行ってもらえるでしょう。
例外として、オープン前でまだ店舗ができていない場合は近くの施設で行います。
質問内容
- 働ける曜日、時間
- 通勤時間
- 志望動機
必要事項をいくつか聞かれる程度でそれほど難しいことは聞かれません。
採用された志望動機
どのような人がJoyfullで採用されやすいのでしょうか。
志望動機自体はそれほど重要ではありません。それよりも入った時の働き方の方が重視されます。
- 人が少ない時間に入れる
店舗によりますが、深夜は人が足りていないことが多いです。加えて、アルバイトに学生が多いなら平日の昼間、主婦が多いなら休日も人が少ないです。
これらの時間に入れる人は採用されやすいです。
逆に人が足りている時間しか入れない場合は採用されにくいです。
- 長期で働ける
いつまで働けるのかも重要です。1年しか働けない人よりも2年3年と働ける人の方が採用されやすいです。
- はきはきと話す
お客様を相手にする仕事ですから、知らない人相手でもきちんと話せる必要があります。恥ずかしくて声が小さくなってしまったり、ぼそぼそ話すのはNGです。
髪色・髪型・ピアスは?
身だしなみについてのきまりはどのようになっているのでしょうか。
- 髪色
明るすぎない色ならOKです。暗い茶髪などの落ち着いた色は良いですが、金髪のような派手な色は禁止です。髪色が派手な場合、面接でその旨を告げられます。
- 髪型
キッチンの人は帽子をかぶり、髪の毛は全部帽子の中に入れます。
フロントの人は帽子はかぶりません。短い人はそのままで良いですが、長い人は1つにまとめ、ネットを使ってお団子にします。また、前髪が長い場合はピンでとめます。
異物混入を防ぐためにも、髪型についてはしっかり決まっています。
- ピアス
ピアス穴が開いているのは問題ありませんが、仕事中は外さなければなりません。
- ネイル
ネイルアートは禁止です。また、短く切っておくことも大切です。
掛け持ちはできるのか?
掛け持ちはしてもOKです。実際ほかのアルバイトもやっている、という人も多くいます。シフトの自由度が高いので掛け持ちしやすいです。
周りはどんな人が働いていた?
Joyfullのアルバイトにはいろいろな人がいます。
- 大学生
大学の近くの店舗では大学生が圧倒的に多いです。半分以上大学生ということもあります。同じ大学生同士ということで仲良くなりやすく、遊びに行ったりしていることも多いです。
- 高校生
土日は高校生も働いています。Joyfullでは高校生は9時までしか働けませんので平日は少ないイメージです。
- 主婦の方
住宅地が近くにあると主婦も多いです。主に平日の朝からお昼に入ることが多いです。
- 深夜担当の人
夜12時以降のナイトタイムを主に入る人もいます。ここでもアルバイト以外何をしているのか、謎実包まれています・・・。
深夜バイトはどんな感じ?
Joyfullは店舗によって営業時間が違うのでナイトタイムがある店舗とない店舗があります。深夜はお客様も少ないので、昼間にはできない時間のかかる掃除などを行います。
基本的にはキッチンとフロント一人ずつです。相手の休憩の間は一人で仕事をしなければならないので、キッチンとフロントの両方ができる人が担当します。
シフトはどんな感じ?
Joyfullのシフトは比較的融通が利きます。
まず、決められた期日までに翌月の休日希望用紙を提出します。これはカレンダーのようになっており、それぞれの日について「何時でも入れる」「○時から○時はOK」「この日は入れない」のように希望を書きます。
その後、この希望をもとに店長がシフトを組みます。希望外の日・時間に入れられることはまずありません。そういった意味で自分の予定に合わせやすいシステムです。
ブラックな点はある?
ブラックな点が全くないとは言い切れません。
- 人が足りないために長時間入れられた
- バイト代が15分刻みでしか出ない
あとは店長によるところが大きいです。店長によってはサービス残業が発生することもあります。
いいところと悪いところ、両方あります。
時給は?交通費は全額支給される?
時給
店舗によりますが基本時給は800円から900円程度です。ここから時間によって値段が変わります。夜遅い方が時給が高くなり、深夜の場合は1200円ほどになることもあります。
またアルバイトを長期間続けたり、キッチンフロント両方できるようになったりすると基本時給が上がります。
交通費
Joyfullでは交通費は支給されません。家の近くの場合はいいですが、距離がある場合は交通費が出ないのは痛いですね。
店長はやさしい?怖い?
これは完全に店舗によります。優しい人もいれば厳しい人もいるかもしれません。
どんなスキルを学べる?就活に活かせること
就職にも役立つことを様々学べます。
- 周りを見ること
仕事中は誰かにするべきことを教えてもらうのではなく、自分で考えて言われる前に動く必要があります。自分のために、ほかの人のために、やるべきことに気づき実行する。これはどんな仕事でも大切なことです。
- お客様への対応
仕事をするうえで必ずお客様と接します。その時の言葉遣いや受け答えなどを学ぶことができます。また、面倒なお客様が来ることもあるので、その対応も知ることができます。
- 段取り力
やるべき仕事はたくさんありますからそれらをどうやって、いかに効率よくやるかを考えるようになります。1つの事に集中するのではなく同時進行で行う能力は将来必ず役に立ちます。
最後にこれからバイトをする人へ
画像出典元:https://www.joyfull.co.jp/company/
Joyfullでの仕事についてお話ししましたがいかがでしたか。
大変なことももちろんありますが、人との出会いややりがいなど得られるものはそれ以上です。将来の役にもきっと立ちます。
今アルバイトを考えている方はぜひJoyfullでアルバイトしてみてください。
自信をもってお勧めします!