テクニカル分析とファンダメンタル分析

投資は2つの分析手法に分けられる!

株価を予想するための2つの分析方法

株ってこんなもので超基礎的なことは紹介しましたが、
それでもまだ初心者の方にとっては株って複雑でわかりにくい!
って思ってる人もいるかと思います。

株をやっていて私たちが最終的に一番興味があるのは所詮、
株価の変動だけじゃないですか??

株について色々言ってる人でも最終的には
「株価が上がった~!」で大喜びしたりするものです。

だから、その最終的関心事である株の値動きで大喜びするために
私たち投資家は各自色んな戦略を練って「過程」に力を入れます。
過程をしっかりこなせば結果もうまくいく!という発想です。

その過程とは、「どうやって株の値動きを予想するか」にあって、
そのために投資家は日々日経新聞を読んだりして研究してるんですよね。

株価を予想できなければ通算で勝つことはできません

株の値動きを完璧に当てることは誰にだって不可能!
そんなの完全予想できたら誰でも儲かります。

不可能だけどやり方によって当てる確率を上げることは可能です。

株の値動きをある程度まで予測するための考え方があります。
この考え方っていうのは、株トレーダーなら誰もが常識にしていてこれから絶対に長く付き合っていく超~基礎的なことなので知っとかなきゃダメです!

★株価予想のための「2つの分析方法」

①ファンダメンタル分析

②テクニカル分析

何やら難しそうな言葉が出てきた……なんていって引かないで下さいね。
まず難しそうという固定観念うを捨てましょう!
意外に簡単ですから。

まぁ多くのトレーダーはこの2つの分析方法のどっちかを選んで
自分のお気に入り銘柄の選択に役立てます。2大派閥みたいな感じですよ。

テクニカル派の人は
「ファンダメンタルなんてめんどくさい!」なんていってケナす人もいれば、

ファンダメンタル派の人は
「テクニカルなんて小手先のテクニックにすぎない!」
なんて思う人もいるでしょう。

こればっかりはその人の好みであってどちらの方がいいとは言い切れません。

マーサが思うにどっちの分析方法を好むかというのは第一に、
その人の性格が大きく関係すると思ってます。

これは完全にマーサの意見ですが、
ファンダメンタル分析を好む人は「堅実、真面目、文系、コツコツ」系が多く、
テクニカルを好む人は「細かいことは嫌い、理系、一攫千金」が多い…

そんな気がします。

こう書くとテクニカル分析が悪いイメージに思えますが、甘くみちゃいけません。

テクニカルも銘柄選択の際にメチャクチャ使います!
マーサが好きなのはファンダメンタルですけどね。

大事なのは場合に応じて上手に両方を使い分けることです。

どっちかをひいきにして片方を一切無視するというやり方は
ハッキリいってトレーダー失格です!

テクニカル派とはいってもファンダメンタル分析をおざなりにしてるわけじゃなくてやっぱり使ってます

テクニカル分析とファンダメンタル分析のわかりやす~い説明は↓

ファンダメンタル分析とは

普通は業績の良い企業とか、人気がある企業の株が値上がりして、
業績が悪かったり、人気が落ち込むと値下がりするんだよね?
っていうイメージくらいは初心者の方も理解できると思います。

本来の株の値動きっていうのはまさにその通りで
企業の業績や景気の流れなどによって毎日変わっていきます。

そして、ファンダメンタル分析もまさにそのような企業の企業業績財務状況、景気の流れ、世界情勢の動き、さらには企業の事業内容などを総合的に考えたうえで、株価の動いを予想する方法です。

はいそこで、企業業績や財務状況っていまいち意味わかりませんね。
ちょっと下にいった【企業業績】【財務状況】のとこで説明してます。

そういった情報を得るためにトレーダーの人は、会社四季報などの株雑誌や新聞、ニュースなどを駆使するわけですね。
日々のニュースに敏感になってないといけません。

さらに詳しく言うとファンダメンタル分析で株の値動き予想を手助けするポイントとして、

大きく「内的事情で予想」と「外的事情で予想」に分ける
ことができるでしょう。

「内的事情で予想する」とは、
当の企業内の様々な経営事情、実績を考慮すること
で、

もう1つの「外的事情で予想する」とは
企業の内部事情とは関係なくして、株価変動の影響を及ぼすものを考慮すること
で、景気の流れとか世界情勢の動きなどです。

この2つの側面から研究すれば有利に株取引を進めていくことができると思います。そして、当サイトではその両側面の基本を紹介することになります。

【企業業績】←損益計算書を参照

企業業績とは、どれだけ売上高があってその中でどれだけの利益が生まれたのか、のいわゆる「その企業が儲かっている会社なのか?」ってこと。

このような企業の業績のこまか~いところまで暴露しちゃう表が
「損益計算書」
です。
これを見ることがファンダメンタル派の日課(!?)になります。

【財務状況】←貸借対照表を参照

財務状況っていうのは、「その企業がどんだけの資産を持ってるか?」
それを示すものです。

資産とは、「自分のお金」っていう意味なんですが、資産の反対は「借金」です!さっきのを言い換えれば「その企業が多額の借金を背負っていないか?」

いくら企業業績が良くたって、借金まみれの会社だったら、儲け分を借金返済のために使わないといけませんよね。

つまり、儲けがあったからといって「いい企業」ってことにはならないんです。
ここがミソ!
多くの人は「企業が儲けたら株価も上がるだろう」と早合点してしまうんです。

例えば、マーサが1,000万の借金をしてるとしましょう。
当サイトのネット内職で1年でまるまる800万も稼ぎました!
800万の稼ぎっていうのだけ見ればもう大喜び!
しか~し!借金返済で800万全部持ってかれたらどうでしょう?

年収800万を稼いだのにこれからはまた貧乏生活です。
これでは全然安定しませんよね?

マイナス分は減ったけどプラスには転じてないんですもん!
こんな借金を抱え込んでる人にはお金を貸したくありません。

でもまあ利益を順調に上げてきている企業なら
近いうちに借金全額返済して好転する可能性も十分にあるので、
そういうことも考えないとダメですよ!

企業業績も悪い、財務状況も悪いでは何の見通しもつかず、先行き不透明企業ということで投資する価値も見出せません。

そして、企業が健全体質なのか借金体質なのかを暴露しちゃうのが
「貸借対照表」
です。
これで企業の財務状況を調べられます。
これもトレーダーの日課(笑)

テクニカル分析とは

テクニカル分析もとっても奥が深くて足を踏み入れれば踏み入れるほど面白いものなんです。

テクニカル分析は「株価チャート」という理系の人が得意にするようなグラフを解読することから始まります

解読といっても難しくないんですが……
理系向きとは言いつつ計算問題なんて出ませんからご安心を!(笑)

テクニカル用語には、出来高、ローソク足、トレンドライン、レジスタンスライン・サポートライン、移動平均線(MA)などなどそれっぽい名前がいろいろ出てきますが恐れるに足らず……

というかこれだけ知っとけば、株で儲かる可能性が高いって思うと、思わず「楽勝じゃ~ん」って思う人もいるのではないかと……

マーサも思いましたしね(笑)
基本的なテクニカルの知識って大事な割には意外と少ないんだな~って。
もっとも深みにハマルと抜け出せなくなりそうですが……

話を戻して。
テクニカル分析の基礎となる「株価チャート」を見ると過去の株価の動きに、
パターン性があるのがわかります。
株価がどんな経緯を辿ってきたかが一目でわかります。

テクニカル分析はこの株価のパターンを見抜いて株価を予想するのが基本的な使い方です。

もっというとこのチャートを見れば、
買うタイミングと売るタイミングがある程度つかめる
んです。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析のまとめ

ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違いに気付きましたか?

ファンダメンタルは業績や財務状態、景気動向(金利や為替の動き)などの諸事情、つまり、今現在の状況が今後の株価にどういう影響を与えるかを予想するのがファンダメンタル分析です。株価自体を分析します。

一方のテクニカル分析は、過去の株価の動きをさかのぼって見ることでパターン、流れとして株価の動きを読み取って株価予想に役立てる分析方法です。
株価のウ・ゴ・キを分析します。

要は「現状を意識するか」「過去を意識するか」ですね。
違いはそれだけです。

この2つの分析がしっかりできればあなたの投資成績も百発百中!
……に近づけます。

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