ダイコクドラッグのバイト仕事はきつい?評判は?

バイト

駅や商店街など、地方でも都会でも、今やどこでも見かけるドラッグストア、ダイコク。ドラッグストアだけど、まるでスーパー?ディスカウントショップ?のように、薬だけじゃない豊富な品ぞろえ。

加えて、「ダイコク娘」というアイドルがいたり、「もみほぐしスペース ダイコク」というマッサージ屋さんがあったりでして、その面白さから注目している人も多いのではないでしょうか。

私は学生のころ、とにかく「時給のいいバイトがしたい!」と思い、時給でフィルターをかけてアルバイトを探していた時にたどり着いたのがダイコクドラッグでした。

そんな私がダイコクドラッグのアルバイトの実態を本日お伝えしたいと思います!

仕事内容は?

レジ業務だけではなくて、様々な仕事があります。

≪ダイコクドラッグのアルバイト内容≫

  • 商品の品出し
  • 商品の入れ替え、整理
  • 店内の清掃
  • お客様の呼び込み
  • レジ業務
  • いらなくなった段ボールなどの片づけ

基本的にはずっと立ちっぱなしの作業にはなるので、体力的に自信がある!という方にお勧めの仕事内容です。また、大きい声であいさつ・呼び込み・商品紹介をするように指導されるので、大きい声の人にはもってこいですね。

職場の雰囲気

かなり体育会系の雰囲気の職場です。”てきぱき動く””はきはき話す”を忠実に体現している人が多く、そうでない人はかなり面接で落とされているようです。最近は外国の方がよく買い物をされるので、留学生の方もちらほら働かれているように思います。

駅に隣接しているストアでは、お客様も電車の時間などで急がれている方が多い&かなり混むので、レジに並んでいる人も「できるだけ早くしてほしいオーラ」がすごくて、レジ回りもかなり張り詰めた雰囲気でした。

どうやら、地方都市の穏やかな街の中にある店舗なら、のんびりとしたご老人などがお客様に多くてかなり雰囲気が違うようです。

店舗の広さによってもやる作業や覚える商品の数も変わってくるので自分の働きたい店舗の雰囲気を一度見に行ってみるといいかもしれません。

仕事中のきついところ、楽なところ

仕事中の一番きついところは、やはり大きな声で「声だし」をしないといけないことでした。店内で商品を出したり、棚の整理をしているときも、当日店がおすすめしたい商品の内容と値段をずっと大声で言い続けながら作業をしなければなりません。最初は暗記することもままならず恥ずかしさもありかなり大変でした。

また、それだけでなく、ダイコクの看板を持って外でお客様に呼び込みを行わなけれなりません。「お時間限定大特価でーす!!」とよく聞くあのフレーズです。

商店街の店舗だとかなりの人数のお客様が振り向かれたりするのでそれも恥ずかしかったです。

仕事中に楽だったのは、最後のバックヤードでの片づけですね。声も出さなくていいし、職場の人と話しながら段ボールをつぶす作業はストレス発散になってよかったです。

面接の様子(服装・質問など)

面接はダイコクの所有する会議室の一室で行われました。当日は男女混合の5名程度が集まり、全員私服でした。最初に履歴書の内容の確認と、志望動機や、今までで一番頑張ったことの内容を詳しく聞かれました。

そのあと、いきなり「今から声出しの練習をします」と言われ、面接官の方が「いらっしゃいませ!!」と大きな声で発声されました。

その後、今出した声と同じくらい大きな声であいさつをするように促され、一人ずつ挨拶を行いました。

私は5人の中でおそらく一番大きな声だったのですが、面接が終わった後「あなただけもう少し聞きたいことがあるから残ってください」と言われました。

ドキドキしながら残っていたのですが、全員が帰った後に2次面接と称してレジ打ちの試験が行われました。

そして、正式にその場で採用が言い渡されました。その場で採用が決まったらそのレジ打ちの試験は業務の一環だからと時給を払ってくれたのでかなり嬉しかったです。

採用された志望動機

「様々なお客さんに対して、接客をしたい」と伝えました。あとは、素直に「時給がいいところで働きたい」「駅から近いことも魅力的だ」と伝えました。特に志望動機に関しては突っ込まれることもなく終わったので、それほど動機は重要視されていないのかもしれません。動機よりもその時の話し方を重点的にみられていた気がします。

髪色・髪型・ピアスは?

髪色や髪形は本当に様々な人がいました。私が働いていた店舗が繁華街のど真ん中だったからかもしれませんが、金髪、ロン毛、ダブルカラーなど…。

ピアスも特に禁止されている様子もなく、見た目は本当に個性豊かな職場でした。

場所によっては、ピアスが禁止だったり、カラーも派手なものは禁止されているところもあるようです。ある程度客層によって店舗ごとに融通が利くのかもしれません。

掛け持ちはできるのか?

掛け持ちはできます!「週2・1日2時間からOK」のところもこの職場の魅力だったので、私は平日の学校帰りのみここで働いていました。

かなり体力仕事だったので、休日の丸一日空いている日は別の職場で働きたかったので・・・。ダイコクは最高でも1日5時間しか働いたことはありません。一緒に働いている方もダブルワーカーが多かったです。

周りはどんな人が働いていた?

かなりいろいろな人がいました。

≪ダイコクで働いていた人≫

  • 高校生
  • 大学生
  • 留学生
  • フリーター
  • 主婦
  • 正社員

募集要項にも、「学生さんの空き時間のお小遣い稼ぎに!」「フリーターの人の掛け持ちに!資格も目指せます!」「家事との両立をしながら働きたい主婦のかた応援します!」と幅広い人が働きに来られるような文句が書いてあります。

年齢層も店舗によってまちまちだと思うのですが、私の店舗は若いフリーターの女性が多かったです。男性は3割くらいで、高校生の男の子が一人だけいました。

深夜バイトはどんな感じ?

24時間の店舗はありません。一番遅くても24時まで空いている店舗があるくらいです。そのような店舗は都心や繁華街の中心にあるので、お客さんは若者が中心です。

ダイコクは薬だけでなく様々な商品が売っており、おまけに安いので、遅くまで空いているとかなりうれしい場所ですもんね。夕方ほど混みはしませんし、そんなに急いでいる人もいないので、丁寧に接客すればそれほど問題はおこりません。

シフトはどんな感じ?

ここのシフトはかなり融通が利きます。まず、週2~、1日2時間~OKなので、予定の隙間に入れることができます。また、一週間前に自分の働ける場所だけ申告すれば、そこに入れてもらえるので、無理に自分の予定を変更したりする必要もなく、働きやすかったです。

ブラックな点はある?

タッフの人が厳しいことですね。初日、研修明けでかなり緊張しており、慣れないレジ業務に呼び込みとかなり心労がたまっていたのですが、レジ業務をしていると30分に1回は呼び出されて「声が小さい」「笑顔が少ない」「動作が遅い」と逐一注意されました。

また、休憩場所も段ボールが積んでいる倉庫のような狭いスペースで、飲み物を飲むだけで精いっぱいの休憩でした。

時給は?交通費は全額支給される?

時給は働いている時間帯やステータス、地域によって変わりますが一例として・・・

◆高校生:時給900円

◆登録販売者:時給+100円~200円

◆登録販売者見習い:販売スタッフ時給に+40円

【~9時/21時~】時給2000円

【9時~21時】時給1200円

深夜、早朝バイトはかなり時給が高いのが注目ポイントですね。

また、交通費は出なかったのですが、店舗がたくさんあるので、定期券内で通えるところに配属してもらえるためその出費はありません。

店長はやさしい?怖い?

店長は店舗によってさまざまな人がいますが、スタッフが若い女性が多いことに比べて、店長は男性が多く、少し年齢層も上の方が多い印象です。

店長は店舗に出て接客をするより、バックヤードでシフトを作ったり、在庫管理や商品の発注をしていることが多かったです。

どんなスキルを学べる?就活に活かせること

このアルバイトでは様々なスキルをまなぶことができます。

≪ダイコクのアルバイトで得られるスキル≫

  • テキパキと接客するスキル
  • 商品の特徴を暗記するスキル
  • 大声を出して呼び込みする度胸
  • 外国人の方に接客するスキル・英語力
  • 様々な仕事を同時にこなす同時処理スキル
  • レジ業務スキル

また、資格応援制度というものもあり、登録販売者資格というものが働いている中で取得できます。就活でどこまで役に立つかは目指す業界によりますが、アルバイトをしながらその資格にチャレンジするという姿勢に魅力を感じてくれる会社も少なくないはずです。

かなり忙しい職場ではあるので、職場の人から教えてもらえることを期待して入るとしんどいかもしれません。自分から情報を取りに行くくらいの負けん気がある人だときっと輝ける職場です。

最後にこれからバイトをする人へ

自分の生活において、何を大切にしたいかは人によって様々だと思います。ダイコクドラッグだと、効率よくお金を稼ぐことができるので、自分の大切にしたいことにお金や時間を費やすことができることが何よりの魅力だと思っています。

また、自分の取り組み姿勢によっては資格がとれたり、よりお給料を上げたり、英語の接客ができるようになったりもするのでうまく使うことがポイントです。

体力のいる職場なのですぐにやめてしまう人も多くありません。大きい声を出すことも最初はかなり恥ずかしいし、商品も膨大な量があるので覚えるだけでもかなり苦労します。

それでもやってみたい!というチャレンジ精神の旺盛な方にお勧めの職場です。頑張ると腹をくくったら、ぜひ恥ずかしいという気持ちを一度置いておいて全力で接客や声だしに取り組んでみましょう!

そうすると、少し今までの自分から殻を破って新しい自分に出会えるかもしれません。

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