会社四季報を使って勝率アップさせる

会社四季報は個人投資家の味方!

書店のビジネスコーナーなんかに行くと5~6cmくらいはあろうかという分厚くて重い、辞書なのか図鑑なのかわからない本が置いてあります。

表紙には「会社四季報」と書かれてます。もしかしたら目にしたことはあるかもしれません。ただまったく興味がないために素通りしてきただけのことでしょう。

会社四季報に何が書かれているのでしょうか?
分厚くて重い上に値段の高い本(定価1750円)をわざわざ買って読む必要があるのか?

四季報を手にとって中を見てみるとわかりますが紙面が字で一杯です。
隙間がない……ハッキリいってひと目見て読む気をなくします

しかし、四季報には上場企業の財務状態や今後の見通しなど、株投資の判断をするのに必要なデータが網羅されています

言うなれば、これから株価が上がってくる銘柄をファンダメンタルな視点から知ることができる本ということです。「ファンダメンタルな視点」の意味がわからなければテクニカル分析とファンダメンタル分析をごらんあれ!

で、この本の影響で実際の株価もかなり影響されます。

さて、会社四季報は年に4回発売されます。
3月(春季号)、6月(夏季号)、9月(秋季号)、12月(新春号)と色分けされてるので遠くからでも「あっあれは9月号だ!」とかわかります。

【決算報告と会社四季報】

それぞれの会社は義務にしたがって決算報告をします。
決算報告書も会社の業績を調べるのに重要な資料になります。
しかし、企業が提出する決算報告書は完璧じゃありません。

というのも企業側が、自分の会社をよく見てもらいたいがために報告書に過剰なプラス評価、もっといえばゴマカシをすることがあります。

企業が自分で決算書を作るんで、やろうと思えばいくらでもこういうことができてしまいます。信じるか信じないかは私たち投資家の判断です。

その点、会社四季報では決算報告と違って、担当記者が客観的な立場で企業の状況を分析しているので信頼できるデータになってます。

【四季報はネット証券でも見れます】

本屋で四季報が買えますが、実は同じものがネット証券でも見れます。
口座を持ってる人だけしか見れませんが、ほとんどのネット証券は口座開設費も年間維持費も完全無料なので、四季報をタダでみたいという方は四季報目当てで口座を作るといいです。

ただ全部のネット証券が四季報サービスをやってるわけじゃありません!
ネット一番最新の四季報情報を見せてくれるネット証券にリテラクレア証券があります。

ネット上の四季報は本屋で売ってる紙媒体の四季報と違って、「会社四季報 最新銘柄レポート」というのがあります。

これは四季報を発行してる東洋経済新報社のサイトだと、最新銘柄レポートを見るのに、銘柄1つにつき210円かかります。でも、リテラクレア証券では最新銘柄レポートをすべて無料で見れます。これだけでもリテラクレア証券の口座を開く価値があります。

「会社四季報 最新銘柄レポート」は、四季報に掲載される東洋経済業績予想よりも最新の業績予想値が収録されてます。あと、売上推移や当期利益推移などのグラフも掲載されてて、紙媒体の四季報より視覚的に判りやすい内容になってます。

リテラクレア証券の四季報は毎週最新の情報に更新されるので、紙媒体よりも鮮度が良いです。

【会社四季報は毎号買わないとダメ?】

会社四季報は年4回発売されますが、いくら投資判断の際に役立つとはいっても
1,750円×4=7,000円は高い!と思います。
しかも毎年買っていたんじゃ家の中が四季報だらけになってしまいます。
幅が広く太っているので場所はとるわ重いわで結構イヤです。

何とか減らしたい!と思ってる方は、
CD-ROM版(5800円)を買ってください。
「本より数倍高いじゃない!?」って思います?まあ次をみてください。

CD-ROM版四季報のメリットを書きます。
①第一にCDなのでストックしても場所をとらない。
②毎号(1年に4枚)買ってたとしても、出費はほぼゼロ円で済む!
③スクリーニング機能が付いてる


①は当たり前ですね。本に比べて場所とりません。

で、重要な鍵を握るのは②③です。

②毎号買ったら、5800×4で23200円では? と思うかもしれませんが、多くの人はハッキリ申し上げてCD-ROM四季報にそんなお金を払ってません。

多くの人は通常23200円の出費を約0円~2000円程度の間で済ませてるでしょう。 なぜこんなことができるでしょうか?

それはこのCDがパソコンにインストールするものだからです。
インストールするものってことは逆に言うと、「インストールしてしまえば用無し」ということです。

「用無し」と聞いたら思い出して欲しいのが「Yahoo!オークション」です。
結論を言うと、インストールしたらすぐにオークションで売ってしまいます。

ココを見てみてください。ヤフーオークションの会社四季報出品ページです。
常時、CD-ROM四季報が出品されてます。

出品してる人たちは、皆、インストールしてから売ってます。
特に四季報が発売された直後はこのコーナーがメチャクチャにぎわってます。

ハッキリ言って、3千円で落札して、その後に出品して売ったとしても3千円前後で確実に売れます。だから普通は皆、出費しないんです。

しかも、インストールしちゃえばもう用済みなので中古か新品か、なんてことはまったく関係ありません。

また、毎号買うの面倒って思う人は、せめて6月発売の夏季号と12月発売の新春号は買っておきましょう

企業の決算は普通3月にします。
3月の春季号ではこの決算の情報が反映されません。
6月発売の夏季号でそれが反映されます。
当然投資家は最新のデータを欲しがるので6月号は買う人が多くなります。

一方、12月号では中間決算の内容が反映されるのでここも買う人が多くなります。
中間決算とは6ヶ月(半期)でまとめられる決算です。

ただ今では多くの上場企業で四半期決算(3ヶ月ごと)の開示が義務づけられてしまったので、毎号買ったほうがより勝率が上がることでしょう。


そして、③の話です。
CD-ROM四季報を買う理由はただ単に軽いとか、出費がタダ同然だからっていうことだけじゃありません。

そもそもなんで四季報を買うのか?みなさん思い出してください。
株の勝率を上げるためです。そして、その勝率を上げるために
「スクリーニング機能」というのが、半端なく役立つからです。

CD-ROMを買う人は①や②の理由が目的じゃなくて、③こそが目的です。
このスクリーニング機能を使いたいがために皆、②のような手段を使ってタダ同然で四季報を手に入れます。本の四季報にはこの機能は付いてません。

スクリーニングとは、条件を設定して銘柄選別することです。条件を入力して検索にかける感じです。

そもそも私が勝率が劇的に変わった要因は株って何?で紹介してる『バーチャルFX』も多大でなんですが、このCD-RM四季報のスクリーニング機能がハッキリ言って最大です。

四季報のスクリーニング機能は日本一です!
断言します。詳しい製品情報は四季報出版社ホームページで見てください

ぜひ皆さんもこれを使って早いうちに、若いうちに投資の勝利パターンを築いて欲しいです。今何気なく勝利パターンって言いましたが、軽く読まないでください。

これから長い将来、今からちょっとずつ株というものをやって、失敗はあるかもしれないけど、それを教訓にして次の投資の糧にしていく必要があります。

そうこうやっていくと勘みたいなのが養われていきます。そうしてくうちに自分なりの勝率アップ方法が見えてくると思います。それを大事にしてください。

それこそが皆さんの将来に対する「武器」になります。
ハッキリ申し上げて、このサイトで皆さんに実践して欲しい(言いたい)のは
「試行錯誤してつかむ自分流の勝利の方程式」なんです。

私の場合、四季報を通して確実に投資スタイルを確立できました。皆さんも方法は何であれ、将来のために必ず投資法を身につけて欲しいと思います。

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