株用語といったらそれこそ、膨大にありますが、
このページでは、株初心者が
最低限覚えておいてほしい用語をピックアップして説明したいと思います。
【株券】
株式会社が資金を調達するために発行する有価証券(紙切れ)。
この紙切れは価値がある紙ですが、その会社が倒産するととたんに
「紙くず」に変身します(笑)
株券と株式はほとんど同じ意味です。
【機関投資家】
私たち個人投資家とは違って、いろんな人からお金を預かって、それを運用していきます。生命保険や信託銀行、政府などがそれにあたります。
結構重要な役割をしてて、個人投資家も機関投資家の役割、特徴を知っておくと役立ちます。
【約定(やくじょう)】
株の売買が成立すること。成立した時点での値段を約定値といいます。やくていって読まないで!
【受け渡し(受渡)】
株を買うためには、こっちが代金を払わないといけません。株価100円で単元が1000の銘柄を買うなら100×1000で10万円ですね。
これを払うと、支払った証明として”株券”を受け取ります。
こんなふうに、現金と株券を交換することを「受け渡し」って言います。
でも注意点があって、ネット証券で株を買ったからってすぐに株券は手元にきません。4営業日後(※)に株券が来ます。(といっても、今は株券は電子化されてるので実物が郵送されてくることはないです)
“制度上は株券を受け取ったとみなされる”ってこと。
4営業日後の交換完了の日を””受け渡し日”って言います
株を買った場合の事を書いてきましたが、売った時も同じように考えます。
売る時は持っていた株券を返して、代金を受け取ります。
代金が証券口座に届くのも4営業日後です。
【立会い時間】】
株取引がされている時間。
午前9時~11時までの取引時間を「前場」、
12時半~15時までの取引時間を「後場」といいます。
【塩漬け】
株価が予想以上に下がってしまって売るに売れなくなって、にっちもさっちもいかなくなること。バブル絶頂時に買った人はバブル崩壊後はこんな状態に陥った経験があるはず。
【値がさ株】
株価が高い銘柄のこと。
【低位株】
値がさ株の反対で株価が安い銘柄のこと。
【インサイダー取引】
株価に影響を及ぼすであろう情報を知っている企業の従業員などの内部者が一般に公開される前に株を売買すること。
このインサイダー取引は法律で禁止されてて、違反すると罰せられます。
【ストップ安・ストップ高】
1日で株価が大幅に変動するのを防ぐため、
1日でこれ以上は上がらない、これ以上は下がらない、
というように変動制限をしてます。
これ以上は上がらないという上限を「ストップ高」、これ以上は下がらないという下限を「ストップ安」といいます。
1日のうちに無制限に上がり続けたり下がり続けたりしたら
相場がワケわかんなくなっちゃいますもんね。
【安値引け(やすねびけ)】
後場の終値がその日の最安値をつけること。
逆に後場の終値がその日の最高値だった場合は「高値引け」です。
【ミニ株】
通常の最低購入金額の10分の1のお金で株が買える制度。
単元が1000株の銘柄なら、100株から買えます。
株数が10分の1なら投資額も10分の1になります。
配当金も株数に応じてもらえます。
<デメリット>株主優待もらえない。株主総会出られない。
【単元未満株】
単元未満でも買える株のこと。
証券会社によってこのサービスを扱ってるトコと扱ってないトコがあります!
たとえばトヨタ自動車は単元が100なので、100株からしか買えないはずですがこの単元ルールをブチ破り、1株から買えるようにしてます。
カナリ便利です。
配当金も株数に応じてもらえます。
<デメリット>株主優待もらえない。株主総会出られない。
ミニ株も一種の単元未満株です。