子供用の株口座が作れるネット証券

株の子供口座とは

現在、マネックス証券には3000人近くのの小中学生が株の証券口座を持っているといいます。

子供口座とは、子供名義の株口座のことです。
子供名義の株口座ということですが、必ず親権者の同意がないと開設できません。

子供口座が作れる証券会社は限られており、現在子供口座を作ることが出来るのは以下のネット証券。

マネックス証券・・・親が証券口座持ってなくても開設可。そのため手続きが他証券に比べてラクチン。0歳から開設可能。申込み時、親と子供で別々の印鑑が必要。
SBI証券・・・親本人もSBI証券口座を持ってないと子供口座は作れない。0歳から開設可能。

子供口座を作る理由とメリット

子供口座を作る最大の目的とメリットはやはり株主優待を沢山ゲットできるからです。

多くの優待実施企業では、100株保有者に1000円分の優待商品、500株で3000円といったように株の保有数が増えるともらえる優待商品もグレードアップするというシステムをとっています。

「100株保有者に1000円分の優待商品」というのは株口座を持ってる人皆に当てはまることです。

したがって、4人家族の人が全員株口座を持って、同じ優待銘柄を100株保有すれば、
「100株保有者に1000円分の優待商品」を4人分もらうことができます

これこそが子供口座を作るメリットです。
1人で500株買って3000円の優待商品であるなら、4人で100株ずつ合計400株で4000円分の優待をいただくほうがオトクです。

この方法は優待マニアの中ではいまだに有効な手法として活用されています。

子供口座 取引操作するのは誰??

子供口座は0歳から作ることが出来、証券口座の名義も子供の名前になっていることは確かです。

そんな証券口座ですが、疑問点があります。
「そもそも0歳ではパソコン操作できないし知識もないのに何で口座を作ることが出来るの?」

その他、ちまたのサイトにはこんなことが書いてあります。
「小学生のうちから株口座を持って経済やビジネスに興味を持ってもらうのは良いことなので子供口座を作りましょう」といったものです。

たしかに昨今中学生、高校生でも株に興味があって、始めてみようと思う人が増えてきています。

しかし、0歳とか小学生が自ら「アタシ株やりたい!バブー!」とか言うわけがありません。にも関わらず0歳から証券口座開設可能にしているとはどういうことか?

それはつまり、子供名義の口座を使い、親の意思で株取引をしてもいいよっていうことです。

子供口座では取引主体というキーワードがあります。
取引主体とは、誰の意思で株取引をするか?ということです。

子供口座の場合、取引主体を親に設定することもできますし、子供本人にすることもできます。
ただし、さっき書いたように「バブーバブー!」って言ってる子供が主体になって取引できるわけがありません。

ですので、最初から株主優待複数ゲットのために子供口座を作りたいという親の立場からすると、マネックス証券かSBI証券で子供口座を作り、「法廷代理人として子供の財産管理をする」という建前で、株主優待を子供口座を使ってゲットすればいいのです。

ちなみに、他人名義の証券口座を利用してもいいのか?借名取引という違法取引に該当しないのか?という心配をする人もいるでしょうが、
「法廷代理人として子供の財産管理をする」子供口座ではそれに該当しないので安心してください。

中学生でも自分の意思で株が出来る?

では、子供口座の取引主体が子供本人だった場合はどうなんでしょうか?
この場合、たとえば高校生が「オレ株取引やってみたいんだ・・」
っていうシーンがそれです。

このケースでは、親がビックリするのが大半です。
「あんた未成年なのに株取引したいなんて馬鹿か!」

それでも株口座を作りたい高校生が株取引を”自分の意思で”やるには
親の同意が必要です。
ですので、「あんた未成年なのに株取引したいなんて馬鹿か!」と言う親を説得する以外方法はありません。

SBI証券では15歳になってない人は取引主体になれません。
裏を返すと15歳になったら親全員の同意があれば、親の監視のもと自分の意思で出来ることを意味します。

マネックス証券では15歳以下でも子供本人が取引主体になれるので、
親の同意があれば中学生でも自らの意思で株取引ができます。

子供口座が作れるネット証券

数あるネット証券の中で子供口座が作れるのは以下の2証券だけです。

マネックス証券・・・親が証券口座持ってなくても開設可
そのため手続きが他証券に比べてラクチン。0歳から開設可能。
申込み時、親と子供で別々の印鑑が必要。

SBI証券・・・親本人もSBI証券口座を持ってないと子供口座は作れない。
0歳から開設可能。

子供口座の開設にはたくさんの書類で手続きをしないといけません。
個人的にはそういった手続きが一番かんたんなマネックス証券がおすすめです。

マネックス証券 詳細解説
SBI 証券 詳細解説
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