モスバーガーのバイトの仕事内容は?髪型や面接内容

バイト

私は、大学時代に4年間地元のモスバーガーでアルバイトをしていました。

みなさんも一度はモスバーガーにお客さんとして行ったことがあるのではないでしょうか?

ここでは、モスバーガーでのアルバイトを考えている方へ、モスバーガーがどんなお店なのか、アルバイトをしている人だけがいち早く試食できる新商品のことまで、その体験から役立つ情報をお伝えしようと思います。

モスバーガーについて

すでにご存じの方もいらっしゃると思うのですが、モスバーガーのシステムは、日本人の好みに合ったハンバーガーを提供することを掲げ、素材を厳選し、注文を受けてから作る「アフターオーダー方式」を採用しています。

この他、お客様が指定した時間に出来たての商品をお渡しする、電話注文やネット注文、さらに店舗によっては宅配サービスを実施しています。

 

 トマト  レタス  タマネギ  キャベツ  サニーレタス

(http://mos.jp/モスバーガー公式)

モスバーガーで使用される生野菜は全て国産のものが使用されており、全国の契約農家から新鮮な野菜が毎日届けられています。 どこの産地で誰が作ったかを、毎日店頭の掲示板に表示しています。

モスバーガーの名前の由来

モスバーガーの「MOS」の名前の由来は、以下のようになっています。

・MはMountain(山のように気高く堂々と)

・OはOcean(海のように深く広い心で)

・SはSun(太陽のように燃え尽きることのない情熱をもって)

アルバイトをしていたら、お客様に時々聞かれることがあるので知っておくと便利です。

ちなみに、みなさんもご存じの「テリヤキバーガー」の元祖は、モスバーガーだと言われています。

 

アルバイトの応募方法や面接について

さあ、モスと一緒に変わりませんか。仕事にこだわり、いきいきとした人生を始めませんか。そして周囲によりよい影響を与えられる人を目指しませんか。

(http://mos.jp/モスバーガー公式)

①応募方法

私の場合は、コンビニなどに売っている求人情報誌でアルバイトの募集を見つけました。

私がモスバーガーを選んだきっかけは、とにかく自宅から近いところでアルバイトがしたいという理由で応募することにしました。

応募方法は、電話で連絡と記載されていたので、電話で応募しました。

最近では、モスバーガーの公式ホームページからも求人情報が検索できたり、アルバイトの応募をすることができるようです。

②面接までの流れ

アルバイト応募の電話をすると、電話口に店長が出られて、名前、年齢などを聞かれ、面接日時を決めていただき、当日履歴書を持参するように言われました。

③面接当日

そして、面接当日です。

服装は指定されなかったものの、アルバイトと言えど面接ということなので、カジュアルフォーマルといいますか、落ち着いた色の膝丈スカートにジャケットという服装で面接に臨みました。

面接はお店の客席で行われ、アルバイトの方がコーヒーを出して下さったのを覚えています。

志望動機をはじめ、接客のアルバイト経験はあるのか、シフトはどのくらい出られるのか、最後には採用が決まった際の意気込みなどを聞かれて終了しました。

④採用可否の連絡

採用可否の結果は3日後に電話連絡という形でした。

そして、待つこと3日、採用可の連絡をいただき、いつからシフトに入れるかを聞かれ、靴や制服のサイズを伝えました。

①制服・髪型・ピアスなどの身だしなみについて

・制服

指定の制服が貸与されます。                  衛生のおはなし

・シャツ2枚

・キュロット2枚

・エプロン2枚

・バンダナ2枚                                  (http://mos.jp/モスバーガー公式)

靴と靴下も指定のものがあって、初回は支給、2回目以降は適宜、自腹で購入することになります。

・髪型

髪型は、耳にかからないことが条件で、髪が長い人は1つにまとめるようにしていました。

髪色は明るすぎない程度の茶髪はOKでした。

・ピアス

ピアスは禁止だったので、ピアスをあけている人は透明な樹脂のもので代用します。

②時給・シフト・交通費について

・時給

時給は、地域によっても違うと思うのですが、私のアルバイト先は当時750円スタートでした。

深夜(22時以降)は、1.5倍になります。

残念ながら昇給はほとんどなく、仕事内容などから店長が昇給に値する能力があると判断した時点で、10円単位で昇給します。

私の場合、4年間働いて800円までにしかなりませんでした。

・シフト

シフトは、だいたい以下の4つに分かれていました。

・朝番(7:00~)

・中番(9:00、10:00、11:00~)

・遅番(17:00~) 😛

・メンテ(21:00~)

忙しい土日や人員不足などで、11:00~21:00のような長時間のシフトに入らなければならないことも多々ありました。

・交通費

交通費は基本的には出ませんでしたが、他の系列店へヘルプを頼まれた時だけ、実費支給されました。

③まかないについて

・バーガー類

モスバーガーまかないは、完全無料というわけではなく、パティ(ハンバーグ)を使ったバーガーは、一番安いハンバーガーの値段で、パティ+チーズの場合は、一番安いチーズバーガーの値段で、その他の揚げ物系などのバーガーやサイドメニューなどは店頭価格でした。

下記は、現在の価格の場合の比較です。

(http://mos.jp/モスバーガー公式)

「モスバーガー¥370 → ハンバーガー¥220」 ¥150円お得!!

「モスチーズバーガー¥400 → チーズバーガー¥250」 ¥150円お得!!

・ドリンク

ブレンドコーヒー

ドリンクは、コーヒーマシンを使うホットコーヒーのみ無料で、夏はホットコーヒーに氷を入れて自分でアイスコーヒーにしていました。

(http://mos.jp/モスバーガー公式)

 

モスバーガーの仕事内容

モスバーガーでは、徹底した衛生管理を行っており、シフトに入る前、休憩後、外に出た後などは必ず、「モスコール」と呼ばれるオリジナルの除菌剤にて消毒を行っています。

これは口に入れても安全な成分でできているため、食材を調理するときに使う、まな板や包丁にも使用されています。

①理念

モスバーガーの理念というものがあって、アルバイトを始めるまでに暗記することが求められ、シフトに入る前には毎回必ず理念を唱えます。

②掃除

シフトに入る前と休憩後には必ず5分程度の簡単な掃除をします。

掃除の場所は、以下の3箇所です。

・店頭

・店内

・トイレ

ちなみに、トイレに関しては飲食店であり、お客様もいらっしゃるため、「トイレ」という言葉は使わないこととなっており、「3番」という言い方をしていました。

従業員がトイレに行くときも、「3番に行かせていただきます」と言うようにしていました。

③レジ

お客様の注文をお聞きし、オーダーを伝えます。

おつりのお渡しの仕方にもマニュアルがありました。

新人は必ずここからのスタートとなります。

④ドリンク

全てのドリンク・デザートを作り提供します。

季節限定商品の「玄米シェイク」のシーズンは、大忙しです。

時間帯によっては、レジの担当者がドリンクの担当を兼務することもあります。

⑤フライヤー

ポテトやカツなどの揚げ物を、オーダー通りに投入し、準備します。

⑥ドッグライス

基本的に土日などの忙しい時間帯のみ、ホットドッグとライスバーガー専門に調理します。

⑦セッター

オーダーごとにバーガーを調理し、全ての商品が揃ったかどうかを確認し袋詰めまでします。このポジションは、ベテランにならないと任せてもらうことはできません。店内で実施する実技テストがあり、合格した人だけが担当できます。

⑧ミーティング

販促目的や新商品が出る前などに、シフトの時間外にミーティングを行います。

販促の際は、アルバイトのメンバーでチラシなどのポスティングする範囲を決めたりします。

特に一年で一番の販促期はクリスマスで、モスチキンの売り上げノルマがアルバイトにも課されます。

新商品が出る際には、事前にアルバイトのメンバー全員が商品の概要や作り方を学び、試食することができます。

これには、お客様にどんな味か聞かれた際に答えられるようにするという目的もあります。

その他、あってはならないのですが、商品の渡し忘れなどのクレームがあった際には、その都度その時間帯に関わったメンバーが緊急招集され、原因や対策などを話し合い

クレーム報告書を全員で記入します。

⑨強化メンテ

数カ月に一度、深夜帯のシフトに入るメンバー全員で、閉店後(深夜0時)から明け方まで店全体の大掃除をします。

5.モスバーガーでアルバイトするメリット・デメリット

①メリット

・接客を一から学べるので、就職や他のアルバイトをする際に役立ちます。

・新商品をいち早く試食できるので、新しいものが好きな方にはおすすめです。

・チームでの仕事になるので、協調性が身に付きます。

・大学生など同年代のメンバーが多いので話しやすく、仲間意識も生まれ、仕事がしやすいです。

②デメリット

・時給が低いので、割に合わないと思う人もいるかもしれません。

・時間帯ごとの金銭合わせでマイナスが出てしまった場合、連帯責任としてその時間帯にシフトに入っているメンバー全員でマイナス分を人数分で割った金額を支払うという義務がありました。

・クリスマスのモスチキンの販促期に、アルバイトにもノルマが課せられ、毎年一人100本というものがありました。

・当日になって急に他店舗へのヘルプを頼まれることがあり、基本的なものは同じでも、他店舗だと使い勝手が違うので混乱することもたびたびありました。

 

まとめ

モスおと

(http://mos.jp/モスバーガー公式)

モスバーガーの仕事内容はいかがでしたでしょうか。

モスバーガーでのアルバイトは、どんなことでも厳しく指導して下さるので、例えば電話の出方一つにしても、就職などで社会に出た時にとても役立つことが多かったです。

アルバイトを始めてからは、自分がお客さんとして系列店に行ったときに、接客の仕方、お店の季節ごとの装飾や工夫などを自分の目で観察し、良いところは取り入れたり、店員さんがレジ打ちしやすい注文の仕方をするようになったり、今までとは違う目線や立場でものごとを見ることができるようになったと感じることができました。

当時の店長も、話しやすい雰囲気を心がけてくださっていたため、私たちのようなアルバイトの提案でも、耳を傾けて取り入れてくださったり、本当に充実したアルバイト生活を送ることができました。

働いている上で、モスバーガーのことを知れば知るほどモスバーガーのことが好きになり、仕事も楽しくなっていきます。

アルバイトから、そのまま社員になった人もたくさんいます。

モスバーガーのアルバイトを卒業して、長い月日が経ちましたが、当時の仲間とは今でも連絡を取り合う関係が続いています。

もちろん今でも変わらずモスバーガーが好きで、近所の店舗の常連で新商品は必ずチェックしています。

まずは、モスバーガーのことを好きになることが、充実したアルバイト生活を送る上で重要なのかもしれません。

 

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