家庭教師は相手に喜んでもらえて、達成感の持てる最高のアルバイトです。
人の役に立てることは、大きな喜びですよね。家庭教師のバイトは、目の前の子どもがどんどん変化していくので、目が離せずとってもやりがいのある仕事です。
中でもトライはシステムが充実していますので、事務的な手間が省けて、家庭教師の仕事(教えること)に集中できる良い家庭教師派遣会社です。

なんでこのバイトを始めようと思ったのですか?
私が家庭教師を始めようと思ったきっかけは、正直言うと時給の良さでした。大学生になって、私は大学の寮に入りました。その寮の先輩にも何件か紹介され、マクドナルドやホテルの清掃業務、交通警備員などを経験しました。しかし、どれも疲れる割に時給が安く、家庭教師が良いバイトだと思うようになりました。
その中でも、トライを選んだのは、仕事量が豊富でバックアップ体制がしっかりしているからです。そして、やればやるほど時給も上がり、経験値と言って見える形で、こなしてきた仕事量を確認できる点が良かったです。おかげで、辛い時も私はこれだけの時間仕事をしてきたんだから、今は実感として分からなくてもきっと「身についてきたことがあるはず」と学生ながらに頑張り続けることができました。
仕事内容は?
仕事は、教科の指導です。小学生から大学受験まで様々なニーズを持った保護者の方からの要望に応じて仕事をしていきます。
小学生の場合は中学受験が多いので、学校では習わない「つるかめ算」や「ニュートン算」といった受験テクニックを教えていきます。中学校に入ると文字を使って連立方程式を解けば済む問題でも、小学生にとっては「負(-)の世界」を知らないので、教える方も苦戦します。
中学生の場合も、高校入試があります。しかし、その場合は三年生が多く、一・二年生の家庭教師は成績不振の子どもさんが多いです。また、トライに登録をしていると、時々昼間の時間帯を設定してくる生徒さんがいますが、その生徒さんは、学校に行っていない場合が多いです。不登校の生徒さんの場合は、二年生でも一年生のことから勉強を始めることもあり、まずは、保護者の相談にのることから始めます。
高校生の場合は、やっぱり大学入試です。私は教育学部の出身ですが、医学部の受験生を持ったことも何度かあります。お家がお医者様の場合は、子どもさんも後を継がなくてはならないため、家庭教師と塾の二本立てのご家庭が多いです。その場合は、塾でやった問題で十分理解しきれなかった部分の解説をしたり、小論文の指導をしたりしています。こちらも受験校を決めてもらってからの指導になります。
原則的に、家庭教師は費用が高いので、まずは塾に行ってみてダメだった場合の最終手段と言っても良いと思います。ですから、どんなニーズにも応えらるように準備しておくのが家庭教師の仕事内容だと思います。
家庭教師のバイトの1日の流れ
学生の時には、大学で授業を受けて、放課後に5時くらいから小学生の指導をして、その後、部活動を終えた中学生や高校生を7時か8時から指導を始めていました。従って、就業は9時か10時です。私は女子寮でしたので門限に間に合うように家庭教師の仕事をしていました。また、土日は朝から家庭教師を入れていて午前中一軒、午後から2~3軒を回っていました。お金が必要な時には家庭教師を増やして、忙しい時には減らすこともありました。また、祝日は振替日に充てていました。とりあえず、自分の予定に合わせて調整できるのは家庭教師の特権です。
現在は、社会人ですので昼間は不登校の生徒さんを訪問したり、自分の勉強時間に充てたりしています。午後の最初の一軒もやはり不登校の生徒さんのご家庭が多いです。午前中は起きることができない生徒さんもお昼頃には起きてきてくれます。それを、少しずつ前倒しにして夜型の生活を昼型の生活に直していきます。
夕方からは、小学生、中学生、高校生とスケジュールに合わせて仕事に向かいます。土日は一日詰めて入っています。祝日は、学生時代と変わらず、振替日に充てています。やっぱり終業は10時~11時くらいになります。それから車で自宅に帰るので夜は遅くなる日が多いです。特に受験期には、自分の生活よりも生徒さん中心の生活になります。
家庭教師のきついところ、楽なところ
きついのは、不登校の生徒さんですね。出できてくれません。出てきてくれるまでに一ヶ月くらいかかった生徒さんもいます。その間は、保護者の方とお話をしています。大変なことや将来に対する不安などいくらでも話してくれますが、まずは、子どもに会いたいので会えるまでは本当にきついです。また、保護者の方がお仕事をされている場合も多く、これでは子どもも大変だ…、と思うようなケースもあります。社長さんのお子様などがそのパターンです。お金はかけてくれますが、愛情はかけてもらっていないと感じる瞬間です。母子分離不安などもその原因の一つと言えます。
しかし、きついところばかりではありません。やっぱり最高!と思うことも多々あります。
最初に書いた寮で紹介してくれた交通警備員のしごとをしていた時に思いましたが、警備員は一日中外で立っていなくてはなりません。雨の日も、うだるような暑さの日も…。しかし、家庭教師は最高です。エアコン完備で一時間経つとおいしいケーキやコーヒーが出てきます。特に美味しいコーヒーを頂いた時には銘柄をお尋ねするようなこともあるのですが、お歳暮やお中元の時にはその銘柄のコーヒーを送ってきてくださったりします。本当に本来の喜びとは違うのですが、やっぱりやめられない仕事だな~と思う瞬間です。
しかし、本来は受験の合格の一瞬ですよね。「一緒に見に行ってください!」なんて言われた時には、小さな恋人ですね。可愛くて仕方ありません。その瞬間のために気が抜けないのも事実ですが。
職場の雰囲気
職場の雰囲気は、自分で作り出すものですので、いい雰囲気ですよ。子どもが反抗期で、「親に口もきかないんです。」などと言っている生徒さんも、居てさえくれれば楽しい雰囲気に変えることができます。私たちは、一瞬(多くても2時間)の仕事ですから、夢や希望を与えて、そっと帰ることができます。一日中いると腹の立つことも出で来るのでしょうが、「私はあなたのためにきましたよ。」という雰囲気でお伺いするので、快く迎え入れてくれます。
しかし、難しい場合には、手土産を持っていくことをあります。文字通りお土産の事もありますし、授業準備のこともあります。それでもだめなら、自分が育てているモンストやパズドラのレアキャラを見せてあげることもあります。しかし、あくまで口もきいてくれず、とっかかりのできなかった場合の生徒さんです。アホのようですが、中退しそうな高校生でも「俺の方がすごいキャラ持ってる」とかいってあがらせてくれたこともありました。保護者の方に叱られない程度には子どもに合わせていくことで信頼関係を作っていくことも大切な仕事です。
面接の様子(服装・質問など)
面接は、もう20年以上前にしました。あの時は大学生だったので、スーツを着て化粧をして履歴書を握りしめて会社に向かいました。先輩が紹介をしてくれていたので、それだけが頼りで行きました。
面接会場は、大学の直ぐ近くのトライの愛媛校でした。一階には、たくさんの自転車やバイクが止まっていて、基本的に大学生がスタッフとして働いていました。今は少し状況が違うので、今の事を書いていこうと思います。
現在は、トライの個別教室も増えてきて、私の所属している愛媛にも5つほどあります。その中でも、中心となる愛媛校があるので、そこで面接を行うようになります。(しかし、時々香川から偉い人が来ていて、その人が来ている教室に行って面接という事もあります。)また、遠方の場合には、電話で応募の時に、応募者の近所の喫茶店という設定もあります。ですから、電話をした時には、十分面接場所について確認をするようにしてください。
次に服装ですが、間違いなくスーツで行ってください。ピアスや茶髪もできればやめてください。生徒たちの模範となる姿で行くことは最低限のマナーです。爪を切っておくことなども大切です。清潔感のある服装でお願いします。
最後に、質問の内容ですが履歴書で学部や専攻までしっかりと書いておくことです。当日は、指導可能科目や今までの経験などを聞かれます。何より業務が委託業務となりますので、個人が責任をもって指導していくという態度や姿勢が必要です。セクハラに関する文書や、禁止事項を書いた文書も渡されますので、その場でサインや押印ができるように準備をして行ってください。もし、その場で渡されなくても、生徒さんの紹介の際には、いくつか書かなくてはならない書類がありますので、印鑑を持ち歩くようにしておくと良いでしょう。
そして、生徒紹介ですが、その場で言われなくても大丈夫です。実際の仕事は電話で連絡があります。「○○の地域の中学○年生です。○○の指導をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」といった具合です。それから、再度打ち合わせに呼ばれて書類を書いたり受け取ったりして、仕事を開始するイメージです。
採用された志望動機
志望動機ですが、できるだけ素直に答えてください。
私は、大学時代は親からの仕送りがなかったので、大学での勉強と生活を両立させるために時給の良い仕事をしたいので、家庭教師を選びました、と正直に言いました。「そのために、がんばりますので、家庭教師をさせてください。」という部分は特に力を入れて言いました。また、「無断欠席や周囲の人に迷惑をかけるようなことは致しません」というのもアピールしました。
「高校生の時に、宿題ができない子に教えていました。」「教育学部に入ったので、将来役に立つと思い、志望しました」「教えるのが好きで、わかってくれた時に嬉しかったからです」などという志望理由も多かったのですが、実際、家庭教師をやっていくのはそんなに甘いものではありません。腰掛程度に学生の時だけやるのなら、どんな理由でも大丈夫ですよ。それよりは、面接の時には、その人の責任感の強さや、保護者受けがいいか悪いかを見ている気がします。
「業務委託」という言葉を調べてみてください。トライとの契約は「業務委託契約」になります。トライの行っている業務を、自分が委託されて行いますので簡単に言えば、個人事業主です。委託された仕事を一つ一つ確実にこなしていくことによってトライという会社の信頼を上げていく感じです。ですから、真面目さや一生懸命さ、責任感+社会人としてのマナーや知識が要求されます。そして、フリーランスとしての誇りも必要ですね。子どもの前に立ったら、その瞬間からプロですから。そのプロ意識も必要です。
髪色・髪型・ピアスは?
髪型も髪色もピアスも常識の範囲内なら大丈夫でしょうが、過美は好まれませんし、必要ないです。自分をきれいに見せたいのかもしれませんが、きれいに見せるよりは、清潔に見せる方が重要です。
学校の先生を参考になさると良いと思います。私は、仕事は常にスーツです。中は白いブラウスでベストにジャケット、そしてズボンをはいています。お宅に上がらせていただくので、靴下も着用です。また、自分で並べて脱いだつもりの靴でも、お家の方に場所を移動されていることもありますので、靴も清潔にしておいた方が良いです。
掛け持ちはできるのか?
トライは掛け持ちも大丈夫です。私はプロの契約をしていますが、掛け持ちをさせていただいております。昼間は、中学校や高校の非常勤講師もしています。年に何度かは、トライの方たちとお話しする機会もありますが、「バイタリティーありますね~」と褒めて?いただいております。やっぱり、現場を知らないと不登校の生徒の指導はできませんから。どういった状況で、進度はどのくらいで、次のテスト範囲はどういった部分か…ということは、学校に行っている生徒さんは簡単に教えてくれますが、学校に行けていない生徒さんにとっては、誰に聞いたらいいのか…という部分で一時間も二時間も考え込んでしまったりします。プロとして、進度や周囲の状況を把握しておくためにも同業の仕事を掛け持ちしておくことはお勧めです。
周りはどんな人が働いていた?
トライの家庭教師の仕事は、委託契約ですので委託契約書を提出した後には、トライの社員さんと会うことはなくなります。代わりに月次報告書をパソコン、もしくはスマホで送るようになります。ひと月家庭教師をした後に、個別に指導日や指導時間、指導教科、内容を記入します。そして、月末には一ヶ月の全体を通しての報告を書きます。反省点や来月力を入れていくことを書いていきます。
ですから、周りの社員さんに会うことはありませんので、気を遣うことはあまりありません。また、分からないこと、困ったことがあると、フリーダイヤルで相談することができます。例えば、年度末に残時間を確認しておくことなども、毎月の報告書で残時間は出るのですが、家庭教師中に聞かれた時にスマホを忘れていても生徒名を伝えると直ぐに教えてくれるので安心です。
要するに、電話やメールでのやり取りになります。社員さんと会ったり、教室に行ったりするのは、新規の生徒さんの紹介の時ぐらいですので、周囲に気を遣うことなく気楽にできると思います。
深夜バイトはどんな感じ?
深夜は自分で設定しない限りないですね。深夜を希望する生徒さんがいても、こちら側で交渉をして時間をずらいしていただいたり、他の家庭教師さんに交代してもらうこともできます。因みに、私はしてません。
シフトはどんな感じ?
シフトも自分で調整できます。ご家庭との話し合いで、例えば日曜日の設定の生徒さんも、学校で模試などがあると時間帯をずらしたり別日の設定をしなくてはなりません。その分、自分の都合も言いやすくなったりします。(これは、冗談ですが。)
ブラックな点はある?
ブラックなのは、社員さんですね。お話を聞いていてかわいそうになります。家庭教師のお申し込みがあると、遠くても近くても、時間が早くても遅くてもご訪問をされているようです。私は、社員さんの担当さんが付いていてくれていますが、夜中でも懇談に行っていて、深夜まで話し合いで帰ったのが明け方でした…。などという話もちょくちょく聞きます。営業さんが、こんなに頑張って家庭教師の契約を取ってきてくれているのだから、当然ですが丁寧に親身に指導(仕事)をしなくては罰があたる、という気持ちになります。
時給は?交通費は全額支給される?
時給は、委託契約ですので毎回家庭によって変わってきます。私は20年も続けているので、基本時給は経験値からもかなり高額になっています。しかし、小学生のご家庭などでは、その基本時給は出せないので、「今回は1時間2200円しか出ないんですけどいいですか。」とか契約を結ぶ際に確認をしてくれます。逆に医学部受験のの生徒さんだと、時給は3400円をいただいております。支払いの際に、端数があるので、その時給に消費税が付いていると思われます。
さて、交通費は全額出ますよ。自宅からご家庭までの距離を測って、その距離に対して車なら1Km20円出ます。
また、公共機関を利用の際には、公共機関の金額が出ます。条件によっては駅まで保護者の方がお迎えに来てくれることもあります。今は、前もってトライの社員さんがネットで距離を調べて「この金額で大丈夫ですか」と聞いてくれるパターンが増えています。高速道路の利用が必要な場合には、そのことも前もってご家庭に話してくれているので、提示された金額に入っていることが多いです。
店長はやさしい?怖い?
店長ではありまでせんが、教室長はやさしいですよ。教育業界ですので、マナーはしっかりしています。急に怒鳴ったり理不尽なことを言われたことは、20年間ありません。友人は、喧嘩したと言っていましたが、喧嘩の原因も家庭教師側にあるように思われる事でした。時給が高いのでちやほやされると勘違いさえしていなければ、大丈夫です。
時々、教室に行くと、「先生は大事なタレントですから」などとおだててもらったことがありますが、図にのらなければ大丈夫です。
どんなスキルを学べる?就活に活かせること
残念ながら、普通に家庭教師のバイトをしていただけではスキルは身に付きません。生徒さんの事を真剣に考えて、本を読んだり、社員さんに相談することによってスキルが身についていきます。我流でやっている家庭教師さんが多いとは思いますが、生徒さん一人一人ニーズが違いますし、能力も違いますので、その子に応じた指導をするためには、自分からスキルアップを模索するしかありません。
就活には役立つことはたくさんありますよ。まず、毎回スーツですので、着こなしがうまくなります。スーツに着られているという就活生が多い中で、着なれていれば動きがきれいだと思います。また、歩き方やお辞儀の仕方などは自然と身についてきますし、敬語も自然に使えると思います。また、相手のニーズを聞くのも仕事ですので、会社の面接担当者の方との間の取り方なども上手くなっていると思います。とにかく、気を遣ったり、話を聞いたり、しゃべるのが仕事になりますので、頭の回転は速くなっていると思います。
最後にこれからバイトをする人へ
大学生なら家庭教師が一番ですね。本当に自分が成長できます。社員さんに無理難題を言われることは無くても、ご家庭からは無理難題が毎日のように…。これらの難題をいかに解決していくかが楽しい仕事です。
ご家庭は、子どもさんをとても大切に育てていらっしゃいます。ですから、自分たちも親の気持ちを慮ってできる限りのことをする!仕事内容は学力の向上ですが、手段は山のようにあります。その中から、どのやり方でやっていくかは自分の力量次第です。私も学生の頃には、かなり悪戦苦闘していました。しかし、今となっては良い経験です。そして、それがいつまでも自分の財産になっています。
いい仕事です。ぜひチャレンジしてみてください。