NISA口座は1つのネット証券でしか使えないという制約があるのをご存じでしょうか?

たとえばSBI証券でNISA開設申し込みをしたら、マネックス証券ではNISAで銘柄を買えません。

しかし、一度NISA口座を作ったらずっとそのネット証券でしか使えないかというとそんなことはありません。

ここではNISA口座を使って複数のネット証券にまたがって銘柄を購入していく方法をまとめます。

別のネット証券などでNISA口座を使えるようにするにはどんな方法がある?

NISA口座を別の金融機関で使うために以下の方法があります。

方法1.翌年1月1日から別の金融機関で使えるようにNISA口座変更手続きをする

今、NISA口座を使っている金融機関でNISA口座に移転手続きをしましょう。

たとえば今NISAを使っている金融機関がSBI証券だとしたら、SBI証券に「NISA口座を別の金融機関に変更したいんですけど~」と連絡すればOK。

そうすると、SBI証券から紙が郵送されてきます。その紙は大事に持っておきましょう。捨ててはいけません。

そうしたらば、今度は新しくNISA口座を使いたい金融機関に「すみませんNISA口座開設したいんですけど~」と連絡します。

そうすると、NISA開設に必要な書類を新金融機関から送ってもらえます。

新金融機関でNISA開設するさいに、さきほどSBI証券からもらった紙が必要になります。

これらを不備なくこなすことで新金融機関でのNISA口座変更手続きが完了します。

注意点1:NISA口座変更は1年区切りしかできない

NISA口座を他社金融機関に変更したくても、年の途中で変更されません。

2016年はSBI証券でNISA口座を作ったならば、その年はSBI証券でしかNISAを使えません。

だから、「3月はSBI証券でこの銘柄買って~、4月はマネックスで~、5月はセゾン投信で投資信託買おう~っと」ということができません。

注意点2:翌年の年初から新金融機関でNISAを使うためには、その年の10月1日から11月末までに移転手続きをしなければいけない

翌年年初からNISA口座を別の金融機関で使うために移転手続きをするわけですが、移転手続きができる期間が決まっています。

たとえば2017年から他の金融機関でNISAを使いたい場合は、2016年の10/1~11月末までに手続きしないといけません。

8月とかに移転手続きしようとしてもできないのです。

なので、思い立ったら吉日、すぐに移転手続きしようと思っても、その日が5月だったらあと5ヶ月も待たないといけません。

思い立ったのが5月とかだと変更できるまで長い月日があるので、変更手続きを忘れることも考えられます。

だからスマホのカレンダー機能などで10月になったらNISA移転手続きをする!などのアラートを設定するなどしておくことも対策の1つです。

ワンポイント.NISA移管後であっても移管前の銘柄の売却はできる!

NISA口座を2017年1月から変更したとして、2016年中にNISAで買った銘柄は売らないといけないのでしょうか?

これに関しては、売る必要はありません。NISA口座移管後も移管前の金融機関で自由に売却可能です。

NISA口座の移管では、あくまで新しく買う権利だけが移るのです。だから移管前のネット証券などではもちろん買えなくなりますが、決済はいつでもOKなのです。

 

方法2.家族の名義でNISA口座を開設する

もう1つの方法は家族名義のNISA口座を利用することです。そうすればあなたの使っている金融機関とは別の金融機関でNISA取引ができます。