短期投資、中期投資、長期投資それぞれのメリットデメリット

「期間」で分ける投資スタイル

あなたはどんな投資スタイルで株を始めますか?
株取引といってもそのカタチは色々あります。

株を持つってどんなイメージでしょうか?

私の父が株をやってるとき聞いたところでは
「長い間株をもってじっくり見守っていくんだ」、なんて言ってたので、てっきり

「株って長期間もっていないといけないものなのかな?」
なんて思ってました。

でもそれも数ある投資スタイルの1つにすぎず、
皆が皆そんなふうにしてるわけじゃないんだなって知りました。
つまり、
どうやって株で資産運用していくかなんて人それぞれ十人十色なんです。

「投資スタイル」というと「期間」の長さで区分けする場合が多いと思います。
その場合大きく分けて3つ!

  • ①短期投資 (数分~数日単位で売り買い)
  • ②中期投資 (数週間~数ヶ月単位で売り買い)
  • ③長期投資 (数ヶ月~数年単位で売り買い)

短期投資といっても人によってその期間の捉え方に差があったり、
中期と長期の間をとって中長期投資とも言ったりしますが、
どんなトレーダーもこの3つのスタイルに収まります。

そして、こんなふうに区分けされてるかぎり、それぞれに特徴が必ずあるはずです。そんな特徴を紹介します。

「短期投資」の特徴

デイトレードが最たる例です。デイトレは次の日までポジションを持つことをご法度としています。まあデイトレは超短期投資といってもいいですけどね……

短期投資をする人は短い期間で買いと売りをして、利益を出さないといけないのでおのずと投資対象が「値動きの激しい銘柄」に絞られることになります。

当然ですが、短期投資派からすると何週間も値動きがないような銘柄に投資したってほとんど意味がありません。

毎日頻繁に相場に動きがあるからこそ、差益を狙って短期勝負に出れるわけです

そして、短期間で値動きが激しいんだから短期間で儲ける可能性もありますが、逆に短期間で大損してしまう可能性だってあるってことです。

デイトレだと1日に1,000万の損を出してしまうこともあるそうです。
ハッキリいって考えられないですね…

でもまあ短期トレーダーにとってはこういった銘柄が格好のエサになるのです。リスクが高いので普通なら怖がるんですけどね~

私は過去に10分で16万円損したことがあり、それ以来デイトレから離れてしまいました(笑)5分ほど目を離してたら、そんなことになってたんです・・・

短期投資はそんな感じでリスクの高い投資スタイルなので、
時間的に余裕のある暇な人やスマホからでもすぐに株価をチェックできるような環境が整っている人が実行可能な投資スタイルです。

短期、特にデイトレのような超短期はもう何分何秒の世界なので、
ネットにしがみついてないとタイミングを逃して大損してしまいます。
私がそうであったように・・・
日中働きに出ているサラリーマンに短期投資が向かないのはこのためです。

また短期投資は値動きが激しいギャンブル的な要素を含んでいるので、テクニカル分析(チャートで)でしっかり過去の足跡をチェックしておく必要があります

短期投資は企業の業績などのファンダメンタル的なことはそれほど問題にしません。

「長期投資」の特徴

長期投資は短期投資に比べて値動きが荒れてません。
長い時間をかけてゆっくりと相場が上がったり下がったりします

ゆっくり上げ下げしてるから忙しい人でも問題なく投資できます

私としてはこの長期投資こそが本来の株投資のあり方だと思っています。

株式会社が株式を発行して資金を調達する意図を考えてみてください!

皆から出資してもらってそのお金を有効に使い、
会社を大きくすることが本来の目的なはず!

そう考えると会社って言うのは
長いスパンで着々と段階を経てでっかくなっていくのが普通です。

短期的な株価の上げ下げなんて本当の企業評価じゃない気がしませんか?

こんなふうに考えると、
長い目で企業の将来性を見極めることが長期投資で成功する秘訣だということがわかるはずです。

長期投資ではテクニカルなことよりもファンダメンタル、もっと言っちゃうと「企業そのものの事業内容(何をやってる会社なのか)や独自性」重視で銘柄選択することが一番大事です。

「この企業は今こんなことに取り組んでるから将来的にこうなるだろう」
とかいうふうに自分で将来性のある企業を探して出資する。

そんなスタンダードな投資スタイルが長期投資です。

「中期投資」の特徴

短期と長期の中間にあたる中期投資は、短期と長期の特徴を併せ持ったかたちになります。

短期投資がテクニカルな要素が強いのに対し、
長期投資はファンダメンタル的な要素が強いので、

中期投資はテクニカル分析とファンダメンタル分析をバランス良くこなして対処していくのが正解です。

まとめ

短期、中期、長期の説明をしましたが、その中でも私が一番言いたいのは、
短期投資か中期投資か長期投資か?によって重視すべきデータが違うということです!

なんでもかんでもテクニカル分析、ファンダメンタル分析すればいいってものでもないんです。

短期投資にはテクニカル重視
中期にはテクニカル&ファンダメンタル
長期にはファンダメンタル重視というように、それぞれに合った銘柄選択術というのがあります。

そのことをしっかり頭に入れてほしいのです。

私は短中期投資!

ここまで読んでいただいて、じゃあ、私はどのタイプなの?
ってことですが、私は短中期投資型です。

短中期??そんなのないじゃん!
いいえ、短期と中期の中間って意味です。

ちまたでは「スイングトレード」なんて呼ばれるものです。
短期ほど短くないし、中期ほど長くもない。

なぜスイングトレードにしているか?
それは早く、資産(お金)を殖やせるからです。

私は早く1億円を稼ぎたいです。2,3年のうちに。
そのためには長期スタイルではハッキリいいまして、ムリです!!

短期投資がもっとも最短で1億に到達できる可能性をもってます。

で、短期とか短中期でやっていく場合、
テクニカル分析(チャート分析)がヒジョーに!!!!大事になってきます!!

企業の業績とかを無視してでもテクニカル分析に徹します。
短中期の場合、大事なのは
買うタイミングと売るタイミングを捉える能力です。

そのために、チャート分析は欠かせないんです!
ファンダメンタル分析はいらないです

短中期でコンスタントに稼ぎたいのなら、
チャート分析は必ずできるようにしてください。

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